コヴィア、業務向けのタフネス系Android端末
コヴィアおよびコヴィア・ネットワークスは、防水や耐衝撃性能を備えたAndroid搭載の業務用端末「Covia Vogu」シリーズを発表した。Wi-Fiモデルの「CVR-300W」が2012年7月から、3G対応の「CVR-300U」が2012年秋から出荷される。加えて、年内にはバーコードスキャナ搭載モデルの提供も検討されている。
今回発表された「Covia Vogu」シリーズは、防水、防塵、耐寒、耐衝撃性能を備えた業務用のAndrodi端末。防水・防塵性能はJIS/IEC保護等級の「IP67」に準拠。耐落下性能では、コンクリート上で約1.2mからの落下に耐えるほか、使用温湿度は-10~55度、20~90%、保存温湿度は-40~80度、5~95%となっている。
3G通信対応の「CVR-300U」では、下り最大約14.4MbpsのHSDPAとGPSもサポートされ、NTTドコモまたはソフトバンクモバイルの回線を利用できる。
コヴィア・ネットワークスの提供するクラウドPBXサービス「FleaLine」「FleaLineLight」と組み合わせれば、端末で発着信が可能な電話番号を導入でき、「FleaLine」を導入した事務所などと内線電話として利用できる。またこの環境では、端末を海外で利用した際も、インターネットを経由し、日本国内への通話を国内料金で利用できる。
ディスプレイは3.5インチ、480×800ドット、静電容量式のタッチパネル。カメラはオートフォーカス付きの500万画素カメラで、30万画素のインカメラも備える。電子コンパス、加速度センサー、気圧計を備えている。無線LANはIEEE802.11b/g/n。Bluetoothは2.1+EDR。チップセットはクアルコムのMSM7227-1-Tで、800MHz駆動。Android 2.3を搭載する。Google Play ストア(Androidマーケット)には非対応。
バッテリー容量は2000mAh。駆動時間は約210~720分。大きさは約125×65×21mmで、重さは約208g。
2012/4/23 15:43