ドリコム、新機種対応コストを削減したきせかえサービス


 ドリコムは、携帯電話向けのきせかえ素材制作において、新機種対応コストを削減した「きせかえハイブリッドサービス」の提供を開始した。

 今回提供が開始された「きせかえハイブリッドサービス」は、同社の「きせかえ受託制作サービス」と「きせかえASPサービス」を組み合わせたもの。受託制作でコンテンツを制作した後は、ユーザー企業がドリコムのASPツールを利用して素材調整や新機種対応などの運用を行う。

 同社によれば、コンテンツプロバイダーがきせかえコンテンツを業務委託で制作する場合、端末ごとに2000円程度のコストがかかるとのことで、年間で100機種以上が発売される現在では、新機種対応が大きな負担となっているという。

 「きせかえハイブリッドサービス」のASP部分では、端末の制限なくコンテンツ単位で月額1万円~(10コンテンツまで)という料金体系で利用できる。また、不定期に発売される新機種にもコスト予測が可能で、制作プランなど投資戦略に役立つとしている。

 なお、同社では2010年10月末までの期間、24カ月間は新機種対応が無料となるキャンペーンを実施している。

 

(太田 亮三)

2010/9/10 06:00