iPhone3GS専用表示に対応した無料グループウェア「アイポ5」


 株式会社エイムラックは、オープンソースのグループウェア「アイポ5」を12月1日に公開した。Windows版とLinux版があり、利用は無料。

 「アイポ5」では、新たにiPhone 3GSの直感的な操作性を活かせる専用のデザインに対応。また、タイムカード機能を強化し、勤務形態の追加、タイムカードの自由編集機能などを新たに搭載。ワークフローの経路機能なども追加した。

 「アイポ」は2008年3月にオープンソース化した日本発祥のオープンソースグループウェア。グループウェアの基本機能であるスケジュール管理やワークフロー管理機能のほか、Webメール、ブログ、SNSの機能も搭載している。オープンソースのため、ソースが公開されており、利用者が自由にカスタマイズすることが可能だ。

 株式会社エイムラックによれば、オープンソース化以来、「アイポ」のダウンロード数は15万件以上、実稼動数2万件以上の実績を持つという。

 「アイポ5」Windows版は、Windows XP/2000、Windows 2003 Server/2000 Serverに対応。Linux版は、CentOS 5.0で動作検証済みとなっている。

 また、「アイポ5」の公開に合わせ、SaaS(ASP)版「アイポプラス」も5へとバージョンアップが行われた。SaaS(ASP)版は有料サービスとなり、利用料金は5ユーザー版で初期費用2万1000円、年間利用料5万400円から。

「アイポ5」の利用イメージ



(工藤 ひろえ)

2009/12/2 06:00