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ソフトバンク、携帯電話の通話を録音できる法人向けサービス

 ソフトバンクは、携帯電話の通話内容を録音できる「通話録音サービス」の提供を開始した。法人向けに提供される。

 通話録音サービスは、法人契約のソフトバンクの携帯電話で通話すると、その内容を録音できるもの。録音内容をソフトバンクのネットワーク上で音声ファイルに変換し、導入企業のサーバーへ送信する「ファイル送信方式」と、導入企業で指定する録音サーバーへリアルタイムに送信する「音声送信型」のどちらかを選ぶ。ソフトバンクによれば、音声送信型は多くの海外企業が採用しているという。どちらも、ソフトバンクのVPNサービス「ホワイトクラウド SmartVPN」を介して接続する。ソフトバンク側では通話内容を保存しない。

 導入にあたり、スマートフォン側へ特定のアプリのインストール、あるいは発信時にプレフィックス番号を付ける必要はなく、自動的に録音される。

 利用料は、ネットワーク登録料として1接続あたり1万円、月額で1接続あたり1万円、1回線あたり400円となる。ここで言う接続とは「ホワイトクラウド SmartVPN」へのアクセスのこと。