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スマートグラスで現場と会議室を繋ぐ、ITXのWeb会議システム
2016年7月29日 12:51
アイ・ティー・エックス(ITX)は、インターネットを利用したテレビ会議システム「MORA Video Conference」にて、ウェアラブル型のスマートグラスを利用するオプションサービス「MORA ウェアラブル」の提供を開始した。
「MORA ウェアラブル」では、現場にいる作業者がスマートグラスを装着して利用する。作業者視点の映像をオフィスの会議室などで表示しながら、音声で作業指示ができる。
経験が少ない現場作業者に対し、熟練した技術者がオフィスから作業支援を行えるほか、巡回する警備員の視点を事務所から確認したり、現場確認作業を録画しながらリアルタイムで共有できるといった用途に利用可能。
同社が推奨するAndroid搭載のウェアラブル端末に、会議通話ソフトウェアを組み込んだ形で提供される。あらかじめ接続先の会議室のパソコンの設定を行っておき、現場では電源を入れるだけで接続が完了する。端末とインターネットとの接続はWi-Fiで、スマートフォンなどのテザリングでも利用できる。
「MORA ウェアラブル」のオプション利用料は50万円(初回のみ、利用台数の制限なし、端末代別途)。ITXが提供する推奨端末はテレパシージャパンの「Telepathy Jumper」で、標準価格は18万円。
「MORA Video Conference」の利用には、1ライセンスあたり7万8000円(税抜)の初期費用と、3000円(税抜)の月額利用料が発生する。