本日の一品

iPhone SEに(おそらく)ぴったりな外付けポケット「Sinji Pouch」

 明日31日発売の「iPhone SE」は久々の4インチiPhoneの最新モデルだ。そんなiPhone SEにも役立ちそうなアイテム「Sinji Pouch」を紹介したい。

「Sinji Pouch」

 iPhoneシリーズの数少ない弱点の1つは、おサイフケータイに非対応で、日本ではApple Payも未展開であることによる決済の不便さが挙げられるだろう。おサイフケータイに慣れてしまうとサイフからカードやお金を出し入れして支払うのが面倒に感じるという声をよく聞くが、iPhoneでそうした機能が登場することはしばらくなさそうだ。そのためか、SuicaなどのICカード入れを備えたiPhoneケースが数多く販売されている。「Sinji Pouch」もそれに類するアイテムだ。

 一般的なカードポケット付きケースと同様で用途は変わりないが、ケースではなく直接iPhoneにカードポケットを貼り付けるというちょっと珍しい装着方法になっている。カードを入れるポケットが1つあり、ここにSuicaやPASMOなどのカードを入れておけば、まるでiPhoneがおサイフケータイになったかのように、改札やレジにかざすだけでスタイリッシュに支払いができるようになるわけだ。

合皮加工素材の固い台紙部と、伸縮性のある生地を使った柔らかいポケット部に分かれている

 装着方法は簡単で、粘着シートのある裏面側をiPhoneの背面に貼り付けるだけ。本製品の幅は56mmで、それ以上の幅があるデバイスならiPhone以外のスマートフォンでも装着可能だ。ただし背面が平らでないと浮いてしまってしっかり貼り付けられないので、背面が全体的にカーブを描いているような端末は不向きだろう。

裏面全体は粘着シートで覆われている

 筆者はiPhone SEと同じ幅(58.6mm)の第6世代iPod touchに貼ってみたが、幅がほぼぴったりで、iPod touch本体端のラウンド部分にまでやや達してしまっている。そのため、端だけほんの少し浮いてしまい、ちょっと不格好。ただiPhone SEは角ばったデザインなので、きっと端が浮くことなく付けられる……はず。

 しかし粘着力はなかなか強く、意図的にはがそうとしない限りは外れそうにない。試しに一度はがしてみたところでは、粘着のあとも残らずきれいな状態だったが、何度も着脱を繰り返すと粘着力が落ちるので注意しよう。

ICカードがちょうど入るサイズ感。カードの出し入れはちょっぴりしづらい
よく見ると本体端のラウンドしているところで浮いてしまっている

 今回購入したのは「Sinji Pouch」シリーズのうち「Sinji Pouch Basic 3」というタイプ。グリーンやカーキ、ネイビーなど10色以上のカラーが用意され、iPhone本体の色や好みに合わせて製品を選べる。他にはポケット部にデニム素材を用いたタイプや、ポケットの方向が異なるタイプなどもラインアップしているので、気に入ったデザインのものを見つけられるだろう。

 ICカードのタッチ時にエラーが出ないようするエラー防止シートを、セットまたは単体で販売しているのもうれしい。どのデザインでもエラー防止シートを含まなければ1000円前後と安価なので、iPhoneを買い替えるたびに違うものを試してみるのも良さそうだ。

製品名販売元購入価格
Sinji Pouch Basic 3ROOX750円

藤縄優佑