本日の一品
必ずやって来る花粉症の季節に役立つペーパー・ハンドリング・アイテム
(2015/1/26 06:00)
昔、花粉症の季節になると、常に机の上にトイレットペーパーを置いて、会議に行くときも、トイレにいく時も、マイ・トイレットペーパーを常に携帯して移動する友人が居た。
花粉症の人だけが使うだけでなく、昨今のトイレットペーパーはなかなかよく研究されたペーパーだ。きっとトイレで使う以外にも便利な使い方がいろいろあるに決まっている。
しかし、トイレットペーパーは、それ自体はごく普通のソフトで使い良いペーパーなのに、残念ながら”トイレで使うペーパー”という歴史ある固定概念がどこまでも付いてまわり、似つかわしくない所にあったりすると、違和感と嫌悪感を抱く人が多いのも現実だ。
今回、ご紹介する「フィルム・ペーパータオル・ボックス」は、おしゃれな写真フィルムの収納容器である”パトローネ”の形状をしている。サイズの違いはあっても、標準的なトイレットペーパーが写真フィルムと形状が似ていることから発想されたアイデア商品だろう。
フィルム・ペーパータオル・ボックスへのトイレットペーパーの装填は少しだけ面倒だ。まずはパトローネを本物の様に分解する。続いて、トイレットペーパーの端っこを15cmほどスリットから引き出し、余分となった部分は再度、トイレットペーパー本体に巻き戻し、全体をパトローネ内部に収納する。最後にパトローネ軸に相当するトイレットペーパー軸をトイレットペーパーの中心の筒に挿して蓋をすれば完成だ。
現在のようなロール状のトイレットペーパーは19世紀後半に発明されたという。しかし、前述したようにトイレットペーパーはあくまでトイレで使用するためのペーパーであり、あるがままの姿でキッチンやリビング、オフィスなどで使用することには抵抗のある人が多いのも理解できる。
「フィルム・ペーパータオル・ボックス」は、あえて”タオル”という名前を採用しているところからも、同じ商品でも、きぐるみが変わればそのイメージ感も変化することを示しているのかもしれない。
実際にはそれほど大差はないのかもしれないが、筆者宅でもキッチンタオルやティッシュペーパーの機能の一部の代わりに、トイレットペーパーを使ってみようと思いたった。「フィルム・ペーパータオル・ボックス」を地震時の転倒防止粘着テープを使ってキッチンのカウンターの脇に固定してみたのだ。
フィルム・ペーパータオル・ボックスにはトイレットペーパーホルダーでは常識の”ペーパーカットの為のギザギザ”はないが、ミシン目の入ったトイレットペーパーなら、多少の慣れは必要だが、手首のスナップで上手く切り取ることも可能だ。
さて、花粉症の方は、来年のピーク時を待たずして、売り切れになりそうな「フィルム・ペーパータオル・ボックス」をこの際に入手しておく作戦はどうだろうか。自宅のリビングでもオフィスでも、気兼ねなくトイレットペーパーを堂々と使うことができ、最終的には、コスト節減にもなると思うのだが。
製品名 | 購入先 | 購入価格 |
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フィルムペーパータオルボックス | おもしろ雑貨のシンシア | 1296円 |