本日の一品

スマホも工具もまとめて携帯! 自転車乗り用ポーチ「STICKY POD」

 サイクリング時は、サイクルジャージというものを着ていると快適に過ごしやすい。高い速乾性とストレッチの効いた素材が採用され、背面にポケットがあるのも良いところ。財布やスマホ、携帯工具といった小物を突っ込んでおけるので、ちょっとした荷物程度ならカバンやリュックもいらず、身軽な恰好でサイクリングできるのだ。とは言っても、何でもごちゃごちゃ入れてしまうと取り出しづらくなったり、何かの拍子に落としてしまう危険もある。

 ということでサイクルジャージのバックポケット用に作られた、「STICKY POD」なるポーチを買ってみた。ポケットから滑り出ないようにイボイボの加工が表面に施されているのが特徴で、ちょうどポケットにすっぽり入る横幅もいい感じ。縦の長さが異なるSサイズとLサイズが用意されており、収納容量の大きいLサイズを購入した。

「STICKY POD」。買った当時のカラーバリエーションは黒一色のみだったが、現在はカモフラージュ柄も発売されている
裏面についたたくさんのイボイボが滑り止めの役割を果たしている。防水加工はされていない

 ポーチの大きさは240×115mmで、ジッパーで開け閉めする二つ折り構造。内部は片側上下1つずつ、計4つのポケットで仕切られている。上側にあるポケットの方が小さめなので、こちらに小銭やカード、CO2インフレーターといった小物を入れ、下側のポケットに上側に入らないスマホや携帯工具などを入れておくといいだろう。さらに空気入れを留めておけるゴムバンドもあるが、最小クラスの空気入れでないと取り付けは厳しい。

4つのポケットのうち3つはジッパーが設けられている。小銭やカードなどはジッパーのついた部分に入れておけばポーチ内で散らかることもない
左下のポケットは高さ約131mmのXperia Aがぎりぎり全部隠れない程度。ジッパーを閉めずに使えば良いが、ちょっと気になるかも
右下と左下のものを入れ替えてみた。この方が見た目はスッキリした気がする

 弱点はジッパーの質があまり高くないこと。開け閉めのたびに引っ掛かってしまい、若干イラッとさせられる。後継品が発売されることがあるのなら、ぜひ高品質なジッパーに変えてほしいところだ。

バックポケットにポーチを入れるとこうなる。ちょうどカエルのイラストが飛び出しているように見えてかわいい

 スマホ、紙幣・硬貨、交通系ICカード、CO2インフレーター2本、CO2インフレーター用バルブ、チューブ1本、タイヤレバー2本、マルチツールがこのポーチになんとか収まった。もっとうまくパッキングできれば、もう少し入るかもしれない。大きなサイズのスマホだと使いにくい部分もありそうだが、ちょっとしたサイクリングならこのポーチ1つで事足りそうだ。

製品名購入場所購入価格
STICKY PODYahoo!ショッピング2000円

藤縄優佑