本日の一品

モバイル充電池の溢れる時代にユニークな一品を! 「JUICECELL」

JUICECELLは単一乾電池スタイルのUSBモバイルバッテリーだ

 スマホの性能とバッテリー駆動時間は昔から追いかけっこな関係だ。企業も日夜、省電力設計への努力は行っているが、残念ながらユーザーの望む総消費量にバッテリー容量が追い付いていないのが現実のようだ。

 そういう時代だからこそ、常に“USBモバイルバッテリー”の市場は活況を呈し、新しい製品が登場してくる。スマートフォンが生活の一部となり社会システムとなった現代において、USBモバイルバッテリーはスマホユーザー必携のアイテムとなった。

 そんな昨今のUSBモバイルバッテリーは、きわめて実用的な商品と、デザインコンシャスな商品に二分されるようだ。本日ご紹介する「JUICECLEE」(ジュースセル)という新商品は、“なんちゃって乾電池”デザインのUSBモバイルバッテリーだ。

JUICECELL(右)は丸くて手に優しく、鞄の中でも邪魔にならない
実際の単一乾電池と比べてみるとJUICECELLは一回りビッグだ

 つい先日、可愛さに惹かれて“ダンボーモバイルバッテリー”を衝動買いしたが、当然ながら角張ってゴロゴロしていて、カバンやポケットにはきわめて収まりが悪く、いつの間にか持ち歩かなくなってしまった。

 そんなダンボーの代わりを探していた時に、偶然ネットで発見したのが「JUICECELL」だ。パッケージを開けると、バッテリー本体と専用USBアダプターケーブル、ケーブルに接続するmicroUSBプラグ、30ピンのAppleドックコネクタプラグ、miniUSBプラグの3つが出てくる。

 JUICECELLは単体で見ると市販の単一乾電池そっくりだが、実際の単一乾電池と並べて比べてみると、そのサイズは一回り大きい。そして、USBモバイルバッテリーとしての機能は底面に集約されている。

 ふだんは見えにくい底面には、スマホなどへの給電の為に接続する同梱の専用USBアダプターケーブル用の標準USBポートと、外部からAC充電を受ける為のmicroUSBポートが備えられている。

 底面中央のボタンを押すことで、バッテリー残量や充電状況を示す4個のLEDインジケーターが2~3秒点灯する。スマホに給電するには、JUICECELLに専用USBアダプターケーブルを接続し、スマホに適合するプラグを連結し充電を行う。

 JUICECELL標準付属の専用ケーブルやプラグでなく、もちろん、一般的に市販されている充電用ケーブルやSyncケーブルでも何の問題もなく動作する。JUICECELLへの充電は、市販のUSB-ACアダプターとUSBケーブルを使用して行う方が短時間で完了するのでおすすめだ。

 JUICECELLはきわめてコンパクトで、重量はたったの60g。しかし、バッテリーの世界はスタミナは重量に正比例するのが常識だ。JUICECELLの電源容量は2000mAh、昨今は大容量のバッテリーが流行のようだが、使うか使わないかわからないモバイル環境で、毎日のように保険として重いバッテリーを持ち歩いているなら、この際、思い切って超軽量、電源容量はそこそこで、話のネタにもなる楽しい乾電池型JUICECELLを使ってみるのはどうだろうか。

底面にはUSBモバイルバッテリーとしての機能が集約している
専用ケーブルをジョイントして給電する時のスタイルはこんな感じ
もちろん市販のUSBケーブルを使ってもまったく問題なく給電出来る
壁面コンセントを使ってUSB-ACアダプターで行う標準的な充電スタイル
製品名販売場所価格
JUICECELL USBモバイルバッテリー
(2000mAh)
シンシア(WEBショップ)3360円

ゼロ・ハリ