本日の一品
暑い夏に!拡張性の高いノートPC用クーラー
(2013/7/26 06:00)
とりあえず「暑い!」という言葉を漏らしてしまう夏。喉元過ぎれば熱さを忘れるけれど、それまではなんとかして常に涼をとり、頑張って日々を過ごしていきたい。それは人間だけでなく、仕事用のパソコンもまたしかり。いつもより早く熱をもち、熱を逃がそうと本体のファンが大音響をあげるノートPCも。騒音以上に製品の寿命も心配になるので熱対策はなんとかしたい。
さて、夏に限ったことではないが、世間ではノートPCの熱対策として、ノートPC用クーラー(冷却台)が販売されている。ノートPC用クーラーはノートPCの下に置くだけあって、それなりにかさばるモノではあるが、どうせかさばるなら何かクーラー以外の機能を備えているものはないかと調べてみると、エレコムの「冷え冷えクーラー(ドッキングステーションタイプ SX-CL13BK)」なるものを発見した。ノートPC用クーラーにドッキングステーションがついたというべきか、ドッキングステーションにノートPC用クーラー機能がついたというべきか。似たような形の2製品が合体した2in1な製品なわけだ。
ドッキングステーションの機能としては、USB 2.0ポート×4、ミニD-sub15ピンポート(VGA端子)、有線LANポート、ヘッドホン/オーディオ出力端子、外部マイク入力端子がある。USB接続の製品をよりつなげることができるほか、外部ディスプレイ出力や有線LANを利用することができるわけだ。ミニD-sub15ピンポートや有線LANポートについては、あらかじめドライバーソフトをインストールする必要がある。64ビット版Windows 8 Proをインストールしている筆者のPCについては、エレコムのサイトにはドライバーがなかったが、Display Linkのサイトからダウンロードし解決した。
一方、ノートPCクーラーの機能はどうか。12.1型~16.4型ワイドサイズのノートPCに対応する本製品の表面にはアルミパネルが敷いてあり、その下でダブルファンからの強力な風で熱をとる。風量が最大でもさほど音が気になることはないが、側面にはノートPCクーラーの回転数を0(アルミ板による放熱のみ)からMAX(若干音が出る)まで調整する風力調節ダイヤルがある。
筆者のノートPCは、内部の温度に応じてノートPC内蔵のファンの回転数を変え、熱いときにはそれなりの音を出すが、このクーラーの導入で轟音を出すことはなくなった。
ドッキングステーション機能は、ACアダプターから給電する。ノートPCとドッキングステーションの間はUSBケーブル1本で済む。ファンを回すクーラーだけを利用するならACアダプターは不要で、電源としてノートPCからUSBケーブルを繋ぐだけで利用可能だ。
多機能だけに、ほかのシンプルなノートPC用クーラーより値段が高く、当初は1万円以上の値段だったが、最近大幅に値引きをする店も登場しており、筆者も比較的安価で購入したクチだ。喉元過ぎぬうちにに買っておくとよさそうな一品だ。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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冷え冷えクーラー ドッキングステーションタイプ SX-CL13BK | エレコム | 6657円 |