本日の一品
ハイテクゲームに飽きがきたら、裏返してレトロゲーム!
(2013/4/9 06:00)
iPhoneの周辺ビジネスの一番バリエーションの多いのはケースビジネスだろう。ご本家には認められていないパーツ交換のレベルまでをその市場に含めてしまうと相当のビジネスサイズであることは間違いないだろう。
特別な理由でもない限り、現在のiPhoneは、メーカーから出荷されたままの裸の状態で使うのが一番理にかなっていて格好良いとは思うのだが、ついついデザインされたケースや、面白いケース、人と違う雰囲気を醸し出せるケースなどを見てしまうと速攻で買ってしまう悪い癖がある。
そんなケースがまた今月新しくケースコレクションに加わってしまった。エレコムが販売する、カバーケース背面にレトロなアナログゲームをインテグレーションしたiPhone 5用プレイゲームケース(「PS-A12PVGM」シリーズ)だ。
筆者が購入したのは、昔懐かしい「迷路」(メイロ)だ。とくに迷路ゲームが好きなわけではないが、デジタルクライアントの最前線であるiPhoneのケースとして、背面におバカゲームを搭載しているというギャップが、例外なくウケる要素だと感じた。
筆者の購入した「メイロ」(ケースはオレンジ)以外には、15個の小さなボールをくぼみ全てにはめる早さを競うゲームの「ドロップボール」(ケースはブルー)、2色各15個の小さなボールを、それぞれのエリアに振り分ける早さを競う「ソートボール」(ケースはグリーン)、「15パズル」(ケースはイエロー)、「パチンコ」(ケースはピンク)の全部で5種類のゲームがある。
残念なのは、ゲームの種類とケースカラーの組み合わせは一体成型で固定されており、組み合わせが選択できないことだ。オジサンiPhone5ユーザーは、ベタな「パチンコ」ゲームが欲しかったが、ピンクというカラーに怖気づいて、結局、あまり差はないが、オレンジのメイロを買ってしまった。
筆者は液晶保護フィルムを貼る習慣はないが、貼り直し可能な液晶保護フィルムも付属している。ケース本体は、頑丈なポリカーボネイト製で大事なiPhoneを守ってくれるだろう。リーディングエッジなデジタル機器であるスマートフォンと、究極のアナログ・レトロゲームの組み合わせは、ある面、想定外でもあり、なかなかおもしろい商品だ。
しかし、「メイロ」ゲームだけを見ていると、下世話な筆者などは、次期モデルでは、iPhone内蔵の傾きセンサーと背面のレトロなアナログゲームが連携したデジタル・アナログの中途半端なコラボゲームなどが無性に欲しい気がしてきてしまう。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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iPhone 5用プレイゲームケース「PS-A12PVGM」シリーズ(オレンジ) | 上野ヤマシロヤ | 2450円 |