LEDで靴ひもが光る!


本体と、透明の靴ひも。ひもの中を光が通って光る仕組みになっている

 たまり続ける内臓脂肪に業を煮やしジョギングをするようになって半年ほど。その甲斐あってか体重もウェストサイズも緩やかにだが減少しつつある。毎日走っているわけでなく、早く帰宅できた日の夜に、週1~2回走るだけで効果が出ることに少々驚いている。走れる時間が日没後なので、なるべく目立つように、反射素材のついたシャツやパンツを着用するようにしていたのだが、もっと目立てるアイテムを見つけた。なんと、LEDで光る靴ひもだ。

 今回紹介する「NITE BEAMS Fiber-Optic Shoelaces」は、LEDライトの光が透過する素材で作られた靴ひもだ。靴ひもとしてはやや弾力が強く太めだが、問題なく紐穴を通すことができる。普通の靴ひもを通すように交差させて通し、発光ユニット本体中央の穴を通した後、左右にある穴に先端をつっこんでロックレバーを固定方向に回せば完成だ。左右の穴から出るLEDライトの光が、ひも全体に行き渡って光るという仕組みだ。

 本体近くは明るく光り、本体から離れるに従って暗くなる。LEDカラーは白色を選んだのだが、端の方は黄色っぽい光りかたになっている。なお、掲載した写真は長時間露光のため実際よりもかなり明るく写っていることにご注意いただきたい。実際の見た目はもっと暗めの印象だ。

 だからといって目立たないわけではない。夜、首輪にライトをつけた犬の散歩をしている人を見かけることがあると思うが、大した光量でもないのに犬がいることにはすぐ気づく。それと同じで、夜道では十分に目立つ光量だ。むしろ、ジョギングなら激しく前後に光が動くので、犬の首輪よりも目立って見えるだろう。

 ぱっと見で靴ひもとしての機能に不安を感じたが、本体中央の穴を通す前にぐっと引っ張っておくことで、かなりキツく締めることもできる。しっかりレバーを回しておけば、ひもが緩むこともなかった。筆者は27cmの大足なのでちょうどよい長さだったが、女性ならきっと長すぎると思われる。その場合はひもを切って調節するといいだろう。おそらく、暗い部分が減ってより目立つようになるはずだ。

 店頭にたまたま白色しかなかったので、白いシューズに白をあわせる結果になったが、夜道での目立ち度にはなんの影響もなかった。光る色のバリエーションは多いようなので、靴に合わせて選ぶのもいいだろう。これからは、夜道で目立つのはワンちゃんだけの専売特許ではない。人間もどんどん目立っていくべきだ。


本体中央の穴を通して、「LOCK」にレバーを回すとひもが固定される。中央にある白いボタンで点灯・点滅・OFFを切り替える左右にある穴にひもの端を挿すことでひも全体に光が回る
実際に光らせた様子。長時間露光なので実際より明るく写っているランニングシューズに通してみた。27cmの靴に通すとちょうど良い長さ
本体中央のスイッチを押すことで、常時転点灯と2種類の点滅パターンに切り替えが可能

 

製品名製造元購入価格
NITE BEAMS Fiber-Optic ShoelacesNite Beams Products1575円

 

(ナカムラ)

2012/11/9 06:00