レンジで2合の米を炊く、弁当男子が炊飯男子になる昼飯グッズ
パッケージ |
本体 |
ご飯が大好き。釜のふたをあけると、炊きたてのメシに立ち上るムハッ! とした湯気。我を忘れて遮二無二ご飯をかきこみたい、そんな衝動を抑えながら、生唾のんで丼にメシを盛る。して、それではイタダキマスッ! しょっぱいオカズをご飯にのせて、口元までのランデブー。咀嚼すること数秒、たまらずゴクンッ。うまい! やっぱり米はうまい! 炊きたての幸せ。
……と、いうようなことを会社で実現してみたくなった。時折、弁当を持参しており、これまでは2段の弁当箱の一方にご飯、もう一方にオカズという具合だった、だが、いかんせん物足りない。弁当作りは箱庭のような面白さがある一方で、どうしてもこじんまりまとまってしてしまう。ならば、会社で米を炊いてしまおう。二段の弁当箱をどちらもおかずにしてしまおう、と考えた。
「備長炭入り ちびくろちゃん」は、0.5合~2合までの米が電子レンジで炊けてしまうレンジ専用炊飯器だ。2合炊きなので、ある人によれば何人かで食べることもできるらしい。が、私は1人で1度に2合を喰らう大食漢。ここは“食べきりサイズ”と言わせていただきたい。
炊きあがりまでの流れを説明すると、2合の米を本体容器に放り込み、米を研ぐ。420ccの水をはり、夏場は15分、冬場は30分ほどつけておく。この時期であれば20分ぐらいか。そして、電子レンジでチン。2合炊きの場合、説明書きには500Wレンジで約13分、400~600Wタイプで10~20%加減せよとある。仕事場のレンジは700Wタイプだったので、8分でやっている。炊きあがったら、10分程度蒸らしてできあがりだ。
炊きあがった飯は、米が立っていてしっかりとおいしい。米をつけておく時間、つまり米の吸水具合によって炊きあがりが変わるので、もちもちとした食感が好みの場合は長めに水につけておくといいだろう。時間を短縮したい場合は、熱湯に10分程度つけてからレンジに入れると、それでもちゃんとできあがる。最短コースなら、2合の米が蒸らしを含めて30分で炊けるんだから、これはお手軽といえるだろう。レンジも10分程度の利用なので、会社の共有スペースでも占有する心配も少ないはずだ。
注意する点は、無洗米だと吸水時間が1~2時間と非常に長くなる点、そして、多少ふきこぼれるのでレンジの中を拭く必要がある点か。米を研ぐ際に中蓋を利用して水を切れるので、米研ぎは今のところ苦になっていない。
なお、パッケージには、本体容器と中蓋と外蓋、軽量カップとシャモジが同梱される。昼飯の際に編集部で米を炊いているのだが、当初は充実した弁当オカズライフを満喫していた。しかし最近では、卵かけご飯を食べつつ、冷蔵庫の常備菜をつまむなど、弁当男子から炊飯男子へと活躍の場を拡げている。以上、ごちそうさまでした。
同梱品 | 上蓋 | 水をはる |
レンジでチンすると、上蓋部分は吹きこぼれたあとが残る | 米が立つ | 同梱しゃもじを利用 |
できあがり | 夢の昼飯 | 炊飯男子へ |
商品名 | 購入価格 | 購入場所 |
備長炭入り ちびくろちゃん | 1010円 | Amazon.co.jp |
2012/4/23 06:00