つまめて便利に使える、クリップ型スマートフォン車載ホルダー

あまり見かけないデザインの車載ホルダー「200-CAR008　DaSH CRaB」

　夏はドライブの季節！ いやいや秋も！ 冬も！ と年中ドライブが好きな筆者ですが、最近はスマートフォンが増えてきたこともあり、カーナビが無い筆者の車ではスマートフォンをカーナビ替わりに利用してのドライブも多くなってきました。

　しかしながら、スタンド無しで自立できる機種はauの「htc EVO WiMAX ISW11HT」ぐらいしかなく、車の中では振動で動いてしまうという問題もあり、「そろそろスマートフォン用車載ホルダーが欲しいなぁ」と思っていた矢先に出会ったのが、サンワダイレクトで販売されている「200-CAR008　DaSH CRaB」です。何がスゴイって、通常のスマートフォン用車載ホルダーというのは、吸着タイプのシートでスマートフォンを固定するモデルや、少々無骨ながら、がっちりホールドするものなどがあるのですが、この「200-CAR008　DaSH CRaB」はスッキリと挟み込んでしまう“大きな洗濯ばさみ”のような車載ホルダーなのです。

　この「200-CAR008　DaSH CRaB」をダッシュボードに固定するのですが、吸盤での固定で、背面のレバーを倒すことでしっかり吸着できるようになっています。実際に利用してみた感じでは、かなり力を加えても動かないようです。しかも炎天下のドライブでダッシュボードが高温になったのですが、それでも吸着力が低下することはありませんでした。

　また、横幅が最大90mmまでのモデルを挟み込め、筆者の愛用している「HTC Desire HD 001HT」を挟み込んでも余裕のホールド。しかも挟み込む内側には赤い滑り止めが付いているので安心です。

　しかしながら注意が必要な部分も。というのも、本体の側面を挟むので、場所によってはサイドキーを勝手に押してしまうことも。挟むたびに、ボリュームが下がってしまうといった現象に見まわれることもあったので、挟み込む場所を注意しないといけません。

　汎用性の高さを感じたのは、何でも挟み込める点です。見た目通り“大きな洗濯ばさみ”のようなデザインですので、スマートフォン以外にも、駐車券や財布といった、ちょっとしたものを何でも挟めてしまうのは非常に便利だと思います。

　可動範囲の広さもポイントで、かなり自由に可動し、スマートフォンを挟んだまま横にも縦にもできるのです。しかし、悪路で利用するとスマートフォンの重みと振動で可動部分が動いてしまい、スマートフォンが上を向いてしまうことも。これは仕方ないかもしれません。

ダッシュボード上への固定は吸盤で。吸着力が落ちたら洗うと復活できる
可動域が広いので、スマートフォンを縦置き固定ももちろん可能
横で設置するとまるでカーナビみたい。運転中はスマートフォンの操作をしないように注意	いつの間にかサイドキーが押されてしまうことも。はさみ込む位置を確認したい
財布も一応、ホールド可能	駐車券のような薄い紙もしっかりホールド。有料道路を通ったあとに貰える領収書を挟むのにも便利

横から見たところ