スポーツオーソリティのバッティングティースタンド


スポーツオーソリティ バッティングティースタンド。購入から1週間後くらい、公園にてバッティング。会心のセンター返しができるようになっていました

 私事ですが、うちの次男が、1年前の夏頃、近所の少年野球チームに入りました。練習がキツそうですごく不安なのですが、とにかく野球をやりたい! と子供がいうので決めました。子供が、野球好きになった理由は、ふたつで、ひとつは野球選手へのあこがれのようです。インターネットのプロ野球中継「パリーグ・ライブ」で見た、埼玉西武ライオンズの岸孝之投手のカッコよさにやられてしまったらしく、ぼくも岸みたいになって将来は西武に入るぞ! と叫んでいます(笑)。

 もうひとつの理由が、最近、すごくうまくバットでボールが打てるようになって、野球が楽しくてたまらなくなってきちゃったから、のようなんです。バッティング上手になったそのきっかけになったのが、今回紹介する「バッティングティースタンド」です。うちの子供は、こいつを相手に毎日のようにバットを振り回し、(たぶん)そのおかげでバッティング上手になりました。

 バッティングティースタンドとは、簡単に言うと、ボールを置く台です。野球経験者のお父さんならご存知かとは思いますが、ホームベースの位置にこの台、それに台の上にボールを置いて、バッターがボールを打つ練習ができます。2010年の今頃に購入したのですが、スポーツオーソリティーというチェーンのスポーツ用品店が販売しているバッティングティースタンドでして、Amazon経由でも買えて、私はAmazonで買いました。価格は2990円。想像よりずっと安いでしょう?


こんなふうに折りたたんで運べます。たたむのがちょっと面倒なのと、子供には重いのが欠点です

 子供って野球好きです。大人が思うよりずっと。でも、実をいえば、次男と野球の真似事をして遊ぶようになったとき、最初は、下手から投げてボールを投げて打たせてみる「トスバッティング」をやらせてみたんですが、いきなり飛んでるボールを打たせても、初めてバットを握る子供にはなかなか当たらないんですよね。かなりボールに当たるようになるまでは大変です。

 でも、ティーなら、ボールが止まっているためか、バットは形よく肩の上から直接スイングする格好いいスイングが身につきますし、なにより子供にもポコポコとボールが当たるんです。当たり始めると子供は楽しいのか、どんどん打ちます。毎日のように子供たちだけで公園に持っていって打ちます。そして、ちょっと打撃フォームを教えてやると、ちゃんと正面に飛ぶようになります。子供ってバッティングはみんな好きみたいですが、自分で上手にうてるようになると、なんというか調子の乗り具合に拍車がかかります(笑)。

 ちなみにこのバッティングティー、材質は、かなり硬いゴムです。重さは3kgほど。結構重いです。重くないと、子供は結構ボールじゃなくてティーの方を打ってふっとばしてしまったりするので、危ないんでしょうが(笑)。このくらいの重さがあると子供の腕力ではティーは飛んでいかずに倒れるだけです。

 また、このバッティングティーの場合、組み立て式で、ばらしてまとめて運べるんですが、ゴムの材質のせいなのかこの組み立てが面倒で……組み立てた状態のまま、持ち運ぶことが多くなってしまいます。なので、小学生低学年の子供が一人で持ち運ぶのにはちょっとつらいです。我が家の場合は、子供だけで使うようになってからは、運搬は主に上の子(中学生の長男)がやってくれることが多かったみたいですが、そのくらい大きな子か、お父さんが一緒に行ってあげたほうがいいように思います。

 いずれにしても、お父さんは、もしこのティーを買ったらお子さんと一緒に行ってつきあってあげるべきです。お子さんと初めての野球をしてみたい、お子さんに始めてバットで打たせてみたいという、お父さんには、バッティングティーはホントにおすすめです。子供が野球好きになりますよ。

 

製品名製造元購入価格
バッティングティースタンドスポーツオーソリティ2990円

 

(大和 哲)

2011/6/8 06:00