一個あってもいいかも? な「エアベッド」
数分でここまで膨らむ「エアベッド」 |
最近よくディスカウントショップなどで置かれているのを見るようになったエアベッドなるもの。気になって調べてみれば、その名の通り空気を入れればベッドになるもので、空気を入れないときは極めてコンパクトに持ち運びが可能で、アウトドア用品として使われるものらしい。
なんとなくエアベッドの寝心地を確かめたく、アウトドア製品メーカーの「ロゴス」がリリースしている「スカイエアベッドオート100(ミニポンプ付)」を買ってみた。「ミニポンプ付」と書いてあるが、エアベッドには電動で空気が入るモノと足踏みポンプで空気を入れるモノの2タイプあるようだが、この製品は電動に加えてミニポンプが付属し、「基本電動だけど人力でもできるよ」というもの。
その電動ポンプの電源だが、アウトドア用なために、ホットカーペットのようにベッドからケーブルが伸びているわけではなく、専用の電池ケースに単一電池を4本入れて動かす。電池ケースをベッドの所定の場所に入れると、結構な音をたてて空気を送り込み、数分でふくらみ、さらに数分で人が乗って寝られるほどに空気が入る。それに比べて足踏みポンプで膨らませるには、単調な片足足踏み作業を続けるので地味にしんどい。
電動ポンプが結構な音を立て猛烈に働くために、電力の消費は意外なほど早い。単一電池で利用できるのは数回程度だ。予備電池を用意するのも手だが、同社からはコンセントかシガーソケットを使う電源ユニットも販売されている。
気になる寝心地だが、もちろん、床・畳・絨毯の上で寝るよりよほど寝心地はいい。安いベッドの堅めのマットレス、ないしは革張りのソファーに寝るくらいの寝心地だろうか? ピクニックやキャンプなどのアウトドア用はもちろん、お客さんがきたときなどの、いざというときのために置いておくといいかもしれない。なお筆者が購入したのは幅が100cmのモデルだが、130cmのモデルも発売されている。
たためば小さくなる | 電動ポンプの電源ユニットは単一電池4本 |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
スカイエアベッドオート100(ミニポンプ付) | ロゴス | 2980円 |
2011/4/1 06:00