ケーブル巻き取り式マウス~ Logicool Mouse M125


Logicool Mouse M125のパッケージ。右下に小さく「シュル シュル」と巻き取り時の擬音が書いてある(笑)

 ノートパソコンで本格的に作業をするときのために、コンパクトなワイヤレスマウスを使っていたが、先日、恐れていたことが起こった。パソコンのUSBポートに差し込むドングルが見当たらなくなってしまったのだ。超小型のドングルは出っ張らずに便利なのだが、その小ささが仇になった。

 頻繁に使うものではないので、持ち歩いた場所はもう忘れている。極小タイプのため、出先で紛失していれば見つかることはまずないだろう。そこで、同じ失敗をしないために、有線タイプのマウスを用意することにした。

 有線タイプにしようと思ったのは、本体にケーブルを巻き取れるタイプがいくつも登場していることを思い出したから。以前、本体の回りにケーブルを巻きつけるタイプのマウスを使っていたが、ケーブルが細く、注意しながらの巻きつけが煩わしかった。一方、ケーブルだけを単純に巻き取るタイプは途中にリールがあり、邪魔で使う気にはならなかった。そのために無線タイプを選んでいた経緯がある。

 マウスを提供している各社のWebサイトやパソコン店で比べた結果、選んだのはロジクールの「Logicool Mouse M125」だ。選んだポイントは、本体内へケーブル巻き取れること、伸ばしたときにケーブルの途中にリールがないこと、マウスのケーブルが中央から出ていること、そしてマウス自体が使いやすいことだ。

 ケーブルは中央よりもちょっとズレた場所から出ているが、許容範囲だ。本体形状はもう少し丸みがあったほうが自分には使いやすいような気もするが、まあいいだろう。何より良かったのは、巻き取りマウスでも最安値クラスだったこと。ロジクールなのに大手量販店価格で1480円という値段は、たまにしか使わないモノにはうれしい価格だ。

 ケーブルは引き伸ばすと小さくカタカタと音がして適当な長さで止めることができ、最後まで伸ばしきると巻き取りが始まる仕組み。USBのコネクターは、本体に磁石が付いており吸いつくようになっている。ケーブルは細すぎず太すぎず。ケーブルをたるませていると巻き取り時のクセで丸まってしまうが、必要な長さだけ出して使えば気にならない。

 マウス自体の使い心地は、小ささに少し慣れが必要だが、問題ないレベル。特別な機能は一切ないシンプルなマウスだが、筆者の利用シーンでは問題ない。

 Logicool Mouse M125の導入で、USBドングルの紛失という問題は回避できる。今度は、マウスをまるごとなくさないよう注意しようと思う。

マウス単体では何の変哲もないマウスに見えるケーブルを引き出したところでだいたい止められるので長さは自由
いっぱいに引き出すとこれだけケーブルを収納している。さらに引くと巻き取りとなる巻き取られたケーブル
裏側にUSBコネクターが磁石で吸いつくケーブルはほぼ中央から出ているので操作に違和感なし
Logicool Mouse M125と、ドングルがなくなったワイヤレスマウス。今度はマウスごとなくさないように注意しよう

 

製品名製造元購入価格
Logicool Mouse M125ロジクール1480円

 

 

(江須田)

2011/2/4 06:00