Bubble Wrapperとの組み合わせに最適「MusicSkins for iPad」

パッケージは至ってシンプル。台紙に張り付いたスキンと液晶保護シールの2枚がパッケージされているのみ。貼り付け面を清掃して埃などの汚れや油分の付着を落としたら台紙からスキンを剥がして貼り付ける

　仕事で使い始めたiPadだが、先日紹介した「Bubble Wrapper for iPad プチセレブ」に収納して日々持ち歩いている。「Bubble Wrapper」は非常にスッキリとしていてカバンからの出し入れもスムーズであり、余計な重さを増やすこともないので満足している。

　だが、当然のことながらケースから出したiPad本体はいわば「剥き身」であり、置いている場所によってはガリッと傷がいく可能性が無くもない。また、メタル素材の外観は見た目にはかっこいいものの、思いの外すべりやすく、うっかりと落としそうになることも。冬場は手も乾燥気味でこれからますます危ないのではないだろうか。

　そう考えて何かカバーを……と物色したのだが、ここで意外な落とし穴が。「Bubble Wrapper for iPad」はiPadの外寸にぴったりに作られているため、下手なカバーをつけると入らなくなってしまうのだ！

　こりゃ困ったと思いつつ、探して出会ったのが今回ご紹介する「MusicSkins for iPad」だ。Skinsという名前の通り、これはいわゆるケースやカバーの類ではなく、言ってみればiPadの裏側全体を覆う「シール」だ。当然のことながら耐衝撃性は全くない。単純に擦過傷防止程度のものだ。ただし素材表面の性質から、裸の状態に比べて手に持ったときにすべりにくくなる。これが意外に重要で、安心感も得られる。

　そしてもう一つ、iPadの背面の外観が大きく変わる。「MusicSkins」はもともと携帯ゲーム機やiPodなどのデコレーションを目的に作られたボディフィルムの一種で、特に「MusicSkins」社のものはライセンス物を含め、デザインのバリエーションに富んでいる。他人のものとは違ったiPadにしたい場合には手軽なカスタムアイテムとして最適だろう。なにせ元に戻すためには「剥がす」だけでいいのだ。3M社製の特殊なシール素材を使っているため、何度も貼ったり剥がしたりできるとのこと。またUVコート性も併せ持っているとのことで、紫外線によるボディの劣化も防いでくれるという。

　今回筆者が選んだデザインはあの「どーもくん」柄だ。「仕事用だろ？」というツッコミはごもっとも。ただ、筆者のiPadの主たる用途は「デモ/プレゼン」用。“掴み”が結構大事であり、その意味では「Bubble Wrapper」から顔を出す「どーもくん」というのは結構なインパクトがある。今のところクレームを受けたことも無いので、筆者的にはしばらくはこれでいこうかなと思っている次第だ。まあ、単純に筆者の趣味ではあるのだけれども。

　ちなみに、フィルムなので当たり前だが、タイトな作りの「Bubble Wrapper」との相性もぴったりで、擦り傷防止にもなっている。「MusicSkins」のデザインは結構なバリエーションがあるようなので、お気に入りを探してみてはいかがだろうか。iPad用のみならず、各種スマートフォン、ゲーム機用などが揃っている。

貼り付け終わったところ。iPad背面よりも気持ち小さい。フィルム素材に多少の伸縮性があるため、ゆるやかなアールにもぴったりと収まり、変なシワもよらず綺麗に貼ることができる	ボディシールなだけに装着で厚みや幅が増えることは無いため「BubbleWrapper」への収納にも何の影響もなく、スッと入る