9台登録できるBluetoothキーボードで快適無線生活

「TK-FBP014BK」 余計な部分が少なく、スリムな印象

　筆者がBluetoothキーボードを前回紹介したのは1年半前だが、またまた懲りもせず、Bluetoothキーボードを紹介したい。

　この短期間で買い替えたのは理由がある。先日プレイステーション3を購入したのだが、ゲーム内でのチャットには画面上に出るソフトウェアキーボードを使用していたため、ちまちまとコントローラーで打つのに嫌気がさしたのである。そこで、前回購入したBluetoothキーボードをPS3に接続したのだが、遊び終わってキーボードをパソコンに再接続しようとすると、再度ペアリング作業が必要という環境になってしまった。パソコン、PS3と、つなぎ替える度にペアリングで時間を食ってしまい、本末転倒な事態になってしまったのである。そこで今回購入したのが、接続できる機器を9台まで登録できるエレコムのBluetoothキーボードだ。

　ファンクションキーにPC1～9が割り当てられており、Fnキーとの同時押しで登録機器の切り替えが行える。登録時には、背面の接続ボタン、表面のFnキー、登録したい任意のファンクションキーの3つを同時に押すというアクロバティックな作業が求められるが、ややこしいのは最初の1回のみだろう。Mac OS Xとの接続にも対応しており、FnとWin/Macの切り替えキーを押すことで、WindowsキーがMac OS用のコマンドキーになるなど、Mac OS特有の配列にも対応できる。また、テンキー付きながら、余計な部分のないコンパクトなデザインが採用されている。

　ゲーム機・携帯電話などとの接続はもちろん、複数台のパソコンをキーボード切り替え機で利用しているといった場合にも、買い替え候補のキーボードになるだろう。少しでもデスク上のコードを減らしたいユーザーにはお勧めの一品だ。

Fnとファンクションキー同時押しで登録した機器を切り替える。2台だけならFn＋Tabでも切り替え可能	F12にはPCとMacの機能切り替えが割り当てられている

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