軽量・高音質、通話対応のネックバンド型Bluetoothヘッドセット

ゼンハイザーのBluetoothヘッドセット「MM100」

　昨今はBluetoothヘッドセットも多くの種類が出揃い、選択肢はとても広くなっている。筆者は片耳用のものを所有しているが、実際に外出時に使用することはほとんどなく、車の運転時や自宅でのSkype通話などが主な利用シーンになっていた。そんな中、今回紹介するのは外出のお供にしたくなる高性能なBluetoothヘッドセットだ。

　ゼンハイザーの「MM100」はネックバンド型のBluetooth対応ヘッドセット。約54gと軽量でストレスなく装着できる。コントローラー部はネックバンドと一体化されており、操作用のボタンが一つ、音量調節のボタンが二つとシンプルな構成でスッキリとしたデザインになっている。

　解像度の高いクリアな音質はさすがゼンハイザー。ドライバーはオープン型を採用し、ダイナミックレンジの広い音楽を楽しめる。ソフトなクッションを採用していることもあり圧迫感を感じずに装着できる点もうれしい。

　マイク部には不可視型の高性能マイクを採用しており、外見からはその存在がまったく判別できないほど。実際に使用してみるとかなり明瞭に会話することができたのだが、マイクが外から見えないため歩行中などに突然会話を始めると道行く人に驚かれる可能性もありそうだ。

　Bluetoothの規格はBluetooth 2.0＋EDR、プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCPに対応する。最大8個の機種とペアリングができ、HFPとA2DP等のマルチペアリングにも対応している。電源は内蔵型リチウムポリマーバッテリーで、付属のUSBケーブルまたはACアダプターで充電を行う。約2.5時間の充電時間で再生時間は最長7.5時間、通話時間は最長9時間、待受時間は最長220時間。

　見た目はただのシンプルなヘッドホンに見える点がうれしいこの一品。ジョギングなどの運動時はもちろん、ちょっとした外出、通勤などでも楽しく演出してくれそうだ。

ブラックとシルバーのシンプルなカラーリング	見た目を邪魔しないボタン部分、操作は右手のみで完結する
マイクの場所は外見からはまったく判別できません	充電時はLEDが点灯。ペアリング時はLEDがブルーに点灯する

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