本日の一品

ちっちゃいのにパワフル! ラジオも聞けるBluetoothスピーカー「Anker SoundCore mini」

Anker SoundCore mini

 持ち運びできるBluetoothスピーカーが各社から大量に登場しているが、自宅やオフィスでは普段、ほとんどイヤホンやヘッドフォンを使っている筆者にとって、小型スピーカーがなぜここまで人気なのか、いまいち分かっていなかった。が、Ankerの「SoundCore mini」は、そんな筆者にとっても思わずポチらせる魅力的なデザイン性と機能をもっていた。

 SoundCore miniは、手のひらサイズと小型なBluetooth対応のワイヤレススピーカー。ちょうど350ミリリットル缶の高さを半分にしたくらいの円筒形で、上向きにスピーカーが配置されている。側面には操作スイッチ、電源ボタン、動作モードの切り替えボタン、充電用microUSBポート、microSDカードスロット、3.5mm音声入力端子がある。底面はラバー素材になっていて、滑りやすい場所でもある程度しっかり固定しておける。

350ミリリットル缶と直径はほぼ同じ
スピーカーは上向きに配置
音量の増減、ラジオのチューニング、再生・停止に使うボタン
左からモード切り替えボタン、電源ボタン、AUX(音声入力)端子、充電用USBポート
底面は滑り止めになるラバー素材

 できることは4つ。1つ目はBluetoothで連携して、スマートフォンなどの端末で再生している音楽などを聞けること。2つ目はmicroSDカードスロットに保存している楽曲を再生できること。3つ目は、本製品の音声入力端子にパソコンなどからケーブル接続して音声出力できること。最後の4つ目は、FMラジオを聴けることだ。

 筆者としては、それらのなかでもFMラジオを聴ける点にそそられた。自宅にはラジオの放送波を受信できる機器がなく、ストリーミング配信のradiko.jpはもちろん使えるにしても、再生するまでの手順がやや回りくどいのが難点なのである。

 普通のラジオ受信機のように、「パッとつけてパッと使える」何かが欲しかったのだ。かといって、多くのラジオ受信機のように、いかにも“ラジオ”な見た目のデバイスは今さら感満載ではないか。

 かたや、ブラック、というかダークグレーでマットな質感のSoundCore miniは、ラジオ受信機として考えるとなかなかに先進的なデザインだし、シブくてカッコいい(あくまで個人的な印象)。

FMラジオを聞けるのが個人的な重要ポイント。ただ、アンテナとしてUSBケーブルを接続しておかなけれならないのが残念ではある

 ラジオを受信するためにはアンテナとしてUSBケーブルを接続しておかなければならない、というのが唯一の残念なところだが、聞きたい場所に簡単に持ち運べて、内蔵バッテリーでほぼ丸一日(15時間)駆動。単純なボタン操作だけで使い始められると、残念な部分を補完してなお、あり余る魅力を備えている。

microSDカードの音楽を再生できる

 microSDカード内の音楽を再生できる機能も重宝する。いつもは大量の楽曲を入れているmicroSDカードをスマートフォンのスロットに差し込みっぱなしにして、時々その音楽をイヤホンで聞いたりしているのだけれど、音楽をスピーカーで流したいなあ、と思った時はスマホからmicroSDカードを取り出し、本製品のスロットに差し込むだけ。わずか数秒で差し替えが完了し、素早く聞き始められる。

 クルマのドリンクホルダーにぴったりのサイズということもあり、特にレンタカーで好きな音楽を聞きたいときなんかにも活躍するだろう。サイクリングなどアウトドアでラジオや音楽を楽しむ、というのも良さそう。ただし防水対応ではないので、水辺での使用は要注意だ。

クルマのドリンクホルダーに置いてみた。ラジオを聞く場合はUSBケーブルを差しておく必要があるので、このような2連ドリンクホルダーがベスト

 スピーカー出力は5Wのモノラルではあるけれど、音の鳴り方はなかなかの力強さ。スマートフォンやタブレットより圧倒的に迫力があるのはもちろんのこと、スピーカーが上向きになっているため無指向性な広がり方であるにもかかわらず、音の解像感は十分に高い。

 モノラルというと音楽鑑賞には向いてないのでは、なんて思いがちだが、FMラジオもmicroSDカード経由の音楽再生も“聴かせてくれる”レベルで、3000円という値段以上の性能と使い勝手の良さを感じている。

ちなみに、こんな風に空き缶をスピーカーの上に載せると、場末のバーで流れるレコードみたいなノスタルジーあふれる音を楽しめる
製品名販売元購入価格
SoundCore miniAnker2999円(税込)