スタパ齋藤の「スタパブログ」

 本格的にMac OSを使い始めたことを、最近(2015年10月5日)の「スタパトロニクス」で書きました。Mac miniをメインマシンにしてみたという話です。

 その後しばらくはMac miniで仕事をしていましたが、やはりアプリによっては処理が遅く、それがストレスになっていました。上記の記事中にも書きましたが、Adobe系ソフトを多用するには少々無理がある感じです。

 ただ、一部アプリにおける処理速度不足を除けば、環境的にはイイ感じ。いくつもの「そうそう、こうあって欲しかった」という快適さもあり、そのままMacをメインに使い続けることにしました。工夫すれば多少の遅さは「どうにかなる」だろう、とも考えました。

 しかし「どうにかならなかった」んでした。遅いアプリは遅い。以上。

 でもMacは使い続けようと考えていました。ので、マシンを買い換えることに。

 結果、「Mac Pro」を買いました。スペックは、プロセッサは3.0GHzの8コア、メモリは32GB(8GB×4)、ストレージは1TB SSD、グラフィクスはデュアルAMD FirePro D500 GPUという感じ。VMware(仮想マシン)上にWindows環境を丸ごと置きたいのでストレージは1TB SSD。価格と速度のせめぎ合いによりCPUは8コアでメモリは32GB、みたいな。税別で79万2800円でした。

 ……って、たっかぁ~ッ!! 税込みで余裕の80万円オーバー!! 大丈夫なのかワタクシ? 払えるのかワタクシ? そのあたりは近未来のワタクシに丸投げしておいたので、とりあえずOKということにし、以降は思考停止案件としておきました。

 しかし、ひっさびさに高価なMac……というか、Macintoshコンピュータらしい価格のMacを買ったなあという感じ。昔のMacは50万円60万円はアタリマエ!! 仕事で使おうとするとすぐ100万円!! 軽く奢った仕様で買うとさらにウン十万円上乗せッ!! という価格でした。

 最近、とくにMac OS X以降の機種となると、本体もかなり安価になりましたし、昔のMacの不安定さも全然ありませんし、たいへんグレイトだと思います。ただ、Mac Proは高いっちゃぁ高いですなっていうか、たいへん高価だと思いますが、そのぶんアレコレと捗るんだろうと思います。

 とか言いつつ既にMac Proを使い、この原稿や写真を処理しておりますが、実に快適です。なるほど。こういう感じになるなら、Mac Pro発売当初に決め打ちで買ってMac環境に移行しちゃえばよかったなあ、と思ったりします。

Mac Pro(の最も新しい世代)は円柱型です。直径16.7cmで高さは25.1cm。質量は5kg。陶器の壺のようなサイズ・質量感ですな。背面(!?)に各種コネクタが集まっています。
本体底部から空気を吸い込み、本体上部の穴から吹き出します。イロイロと重い処理をさせても動作音はかなり静か。ただ、本体上部穴周辺はそれなりに熱くなります。
うかちゃんはあの黒いのの穴を覗いてみたの。ぼぼぼ、ぼくも覗いてみたけどつまんなかったから猫缶もしくはササミもしくはシーバをくニャさい。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。