スタパ齋藤の「スタパブログ」

 釣りばっかりしているので釣具店通いも激しい俺。先日見つけて思わず笑ってしまった製品がある。ささめ針「エサ釣りでバホバホ釣ろう! ブラックバス」シリーズと、「エサ釣りでバホバホ釣ろう! ブルーギル」シリーズだ。「バホバホ釣ろう!」って……それはイイですね♪ 的に。

 どちらもエサ釣り用の仕掛けセットですな。釣り竿の長さに合わせて、2.7m用、3.6m用、4.5m用がある。この仕掛けセットと、適当な釣り竿、それからエサがあれば使える=ブラックバス/ブルーギル釣りに行ける=恐らくフツーに釣れちゃうと思われる。

 ルアーだのフライだの何だかんだ言ってる俺なんですけど、やっぱり「エサ釣り」は釣れちゃうと思うわけですな。20年くらい前にやってみたが、ブラックバスもブルーギルもよく釣れた。エサは、ミミズなどの生きエサがいいと思うが、コイやフナを釣るための練り餌でもいい。うどんや魚肉ソーセージや丸めたパンでもいいですな。生きエサじゃない場合はブルーギルのほうがより釣れがちだと思う。

 これらの仕掛けセットを使った場合、ブラックバスが「バホバホ釣れる」かどうかは少々疑問。まあ、生きた小魚をそのまま針に付けてエサとする「ムーチング」なら「バホバホ」だと思われるが、それ以外だとそーんなに……かもしれない。

 でもブルーギルは「バホバホ」になる可能性が高い。ブルーギルは「何でも食べようとするのでは?」と思っちゃうほど好奇心旺盛(!?)で、水面に釣り竿の先を当てているだけでもパクッ(実際はヂュッ)と食いつく。それがエサ付き針だったら、たぶん釣られるまで吐き出さないだろう。

 まあ、ブラックバスをルアー(疑似餌)で釣るというコダワリを持っている人にとっては、上記のようなエサ釣りは邪道なんですけどネ。でもそういうブラックバス釣りを知らない人は、「え? なんでエサ使わないの?」「なんで少ししか(もしくは一匹も)釣れないの?」「釣れなくてもおもしろいの?」となるのかもしれない。

 ささめ針のこの商品を見て、そうだよな~、おもしろいほうがいい、釣れたほうがいいと思う人は、まずエサ釣りから試したほうがいいなー、とか思った。と同時に、そうだ、エサ釣りもまたやってみようと思い、この商品と練り餌を買った俺なのであった。

ささめ針の「バホバホ釣ろう!」シリーズ(勝手に命名)。店頭では、商品の横にチューブ入り練り餌と安価な振り出し竿が売られていた。一式買っちゃった♪
うかちゃんはヒモだけでニャホニャホ釣れちゃうの。ぼぼぼ、ぼくは猫缶の音だけでニャホニャホ釣れるけど猫缶ニャめたい。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。