スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ソニーEマウントで使えるマクロレンズを購入した。「E 30mm F3.5 Macro」(SEL30M35)ですな。ちなみに「Eマウント」はソニーのミラーレス一眼の「NEXシリーズ」のレンズマウント規格で、「マクロレンズ」とは小さな被写体を大きく拡大して写せるレンズの総称だ。

 このマクロレンズを買ったのは、ソニーの多くのEマウント対応レンズの多くが「被写体にあまり寄れない」からだ。コンパクトデジカメとかだと、たとえば被写体の数cmくらいまでレンズを近づけて撮れたりするが、Eマウントレンズの多くは「そこまで被写体に寄れない」のである。

 たとえばEマウントの標準ズームレンズの「E18-55mm F3.5-5.6 OSS」(SEL1855)の場合、最短撮影距離が25cm。被写体にあまり近づけないので、非常に小さな被写体を画面いっぱいに……てのが難しい。

 そこで、「E 30mm F3.5 Macro」(SEL30M35)。このレンズの最短撮影距離は9.5cm。最短撮影距離は撮像素子面から被写体のピントが合う最短の距離なので、実際はレンズ先から数cmの被写体にピントを合わせられる。

 ので、顕微鏡写真とまでは行かないが、肉眼で見える限界を超えた微細な世界を写真に撮ることができたりする。デジカメなのでマクロ撮影も手軽。誰でもスゴそーな写真が撮れてしまうレンズだと思う。

 ちなみに、下の真ん中の写真は手持ちのバンダナ。布を織りなす繊維まで克明に写せる。もちろん日常的に使えるレンズでもあり、45mm相当の画角のレンズとなる。お料理写真なんかにも向くと思う。

ソニーの「E 30mm F3.5 Macro」(SEL30M35)。Eマウント対応のマクロレンズで、35mm判換算の焦点距離は45mm。マクロも撮れる単焦点レンズとしても活躍しますな。
このマクロレンズを使って手元にあったバンダナを接写。小さな被写体部分をドガッと大きく(マクロに)写せるレンズなんですな。使用開始当初は何撮っても愉快。
マクニョニェンズってニャにかしら? 大きく写せるらしい。うかちゃんの猫目も大きく撮って欲しいニャ。ぼぼぼ、ぼくの猫鼻もです。ニャ。ニャニャニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。