みんなのケータイ

 現在、仕事でもプライベートでもメインで使っているiPhone 5sですが、おサイフケータイがないと不便だとか、カレンダーが使いにくくなってしまって残念、見栄えがよくて使いやすいカレンダーを探さなきゃとか、電話番号にタッチするといきなり発信するのはやっぱり焦るとか、GmailはAndroid端末がいいとか、ちょっと気になるところも出てきました。

 そんな中、Androidの冬モデルが続々発売されていて、誘惑の多いこと多いこと。経済状態は厳しいものの、ここは投資と考えて1台でも入手すべきでしょう。しかし、今回は欲しい端末が多すぎます。GALAXY GearとつながるGALAXY Note 3はもちろん、写真がヘタな人間にとって、スマートフォンとしてはカメラが異様にハイスペックなXperia Z1は当然気になります。しかもXperiaはデザインが素晴らしいので持っていて嬉しさ3割増し。今回は先代の“Z”より持ち心地がよくなっているのもいいところです。持ち心地という面ではコンパクトなXperia Z1fも見逃せません。Limeの色合いが素敵です。AQUOS PHONEは相変わらずの安定感。満足できること間違いなしですとも。特に上も狭額縁なAQUOS PHONE Xxにはびっくりさせられました。いろんな面で使い勝手がよさそうなLG G2や、KDDIと一緒に開発したisaiも試してみたい。

 一方で、今使っているARROWS NXともうすぐお別れかと思うと一抹の寂しさがあります。大きくてどこでも見やすいディスプレイとか、持っている間消えないバックライトとか、便利で安心な指紋認証とか、シンプルなカメラとか、通話以外では本当によく使っている端末です。電池持ちがいいので、テザリングはもっぱらARROWSが担当。セルラー対応のタブレットを大容量電池付きのモバイルWi-Fiルーターとして使う人の気持ちが理解できました。動作も概ね満足しています。これから出る新しいARROWSはさらに動きがよくなっていて、そこはかなり羨ましいのですが。

キーボードの上部左のキーをタッチすると、上書き手書き入力のオン/オフを切り替え。フリック入力を常用していても、すぐに使えるのが便利

 最近、使ったアプリの中で、これは便利だとやっと気がついたものに「総合辞書+」があります。辞書を使うのは大抵、Webブラウザで意味のわからない文字調べるときで、コピーしてそのままブラウザの検索窓にペーストして調べていたのですが、久しぶりに紙の書籍で小説を読んだときに、手元にあったARROWSの辞書と手書き入力の合わせ技で調べられるのがとても便利でした。

 ご存知かと思いますが、ARROWSの日本語入力システムは、ATOKを採用したNX! inputです。NX! inputはキーボードの上から手書き入力ができる「上書き手書き入力」が特徴。ただ、上書き手書き入力をオンにすると、手書き入力と区別がつかないために、フリック入力が使えません。そのため、普段は上書き手書き入力はオフにしていますが、使いたくなればキーボードのワンタッチでオンにすることができます。読んでいてわからない文字があったら、手書き入力で入力し、さっと調べられますし、手書き入力をオフにするのもワンタッチ。設定の面倒がありません。

線の追従性は文句なく、文字の認識率も高くて便利に使える
複数の辞書を横断して検索。いろんな辞書の解説をタダで読めるとはなんて贅沢

 内蔵されている辞書は広辞苑第六版のほか、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、スペイン語など主要な言語辞書をカバー。そのほか、現代用語の基礎知識、家庭向けの医学書などもあって非常に豊富です。SIMを取り外しても使えるので、機種変更しても電子辞書として使おうと思っています。