みんなのケータイ

 MEDIAS Wユーザーとして心待ちにしていた「MEDIAS W アプリ開発コンテスト」。気がつけばいつの間にかコンテスト結果が発表されており、受賞作品がアプリとして利用できるようになっていたので、遅まきながら受賞作を全部試してみました。

 グランプリの「共通点を探せ!」は、間違い探しとは逆に2つのディスプレイの共通点を当てていくゲーム。キャラクターがすべて似たような顔をしているので違いを見いだすのが若干わかりにくいのが難点ではありますが、2画面ならではのアプリでルールもわかりやすいシンプルなゲームアプリです。

左右の画面で共通点を見つける間違い探し感覚のゲーム「共通点を探せ!」

 準グランプリの「Boomer!」は高機能のTwitterアプリ。2画面それぞれにアプリを表示でき、片方はタイムラインを見ながらもう片方はハッシュタグを追いかけるといった使い方が可能です。画面は2分割だけしているだけでなくでなくさらに多重分割したり、1つの画面の中にハッシュタグや検索など複数のタブを開いたりと2画面機能が充実、特定ユーザーをカラー表示したり通知を細かくカスタマイズしたりとTwitterクライアントとしても非常に高機能です。

2画面それぞれに表示できるTwitterアプリ「Boomer!」
画面は最大4×4まで表示できる

 これだけ充実した機能ながら準グランプリというのは、このアプリが無料ではなく280円の有料アプリだからというのもあるのでしょうか。無料でとりあえず試したいという人は、Utility Appsとしてサブディスプレイのみで動作する「Boomer! migi」がお勧めです。こちらは左側にブラウザや地図アプリなど通常のアプリを動作させておきつつ、右側でTwitterを確認する、という併用が可能です。

Utility Appsとして動作する「Boomer! migi」

 「ふすま」は、2画面を使ってふすまをただひたすら開いていくだけのアプリ。フリックでふすまを閉める時、勢いが良すぎると跳ね返って戻ってきてしまうあたりが本当にふすまを操作しているような感覚で楽しいものの、ステージにはこれといったゲーム性はなく、ふすまを開け閉めする目標回数に達すると次の目標回数が降ってくるという賽の河原状態。ゲームと言うよりも一発芸に近いアプリでしょうか。

ひたすらふすまを開け閉めする「ふすま」

 「Sticky 2」は2画面をうまく活用したメモアプリ。画面にメモを配置できるだけでなく、2画面時には右側がシークレットエリアとなり、作成したメモを右側の画面に移動すると、パスワードがなければ閲覧することができません。メモは色別にカテゴリで管理することもでき、シンプルながら十分使いやすいメモアプリです。

ホーム画面に貼り付けられるメモアプリ「Sticky 2」。ただしメモはアプリ起動時のみ表示され、ホーム画面そのものに表示されるわけではない
右側のディスプレイに保存したメモはパスワードで保護される

 「HitNumbers W」は、テレビ番組「ヌメロン」にも採用されていた数字当てゲーム。面白いのは2画面の使い方で、通常はディスプレイを折りたたんだシングルモードではサブディスプレイが非表示となるのに対し、このアプリでは2人対戦時に端末を折りたたんでも両側にアプリが表示されるため、向かい合って対戦することができます。とはいえ相手がディスプレイに触っているとうまく操作できないなど課題もあるのですが、YouTubeを2人で見るWムービーのように2画面をうまく生かした面白いアプリです。

2画面を使って2人で対戦できる「HitNumbers W」

 「See your face」は、カメラを活用したアプリ。本体の機構上、2画面時には自分撮りしかできないMEDIAS Wですが、その仕組みをうまく活かして自分の顔を撮影し、右側と左側それぞれを合成して顔が左右対称になっているかどうかを2つのディスプレイで見ることができます。アプリの機能自体は2画面でなくてもできるのですが、左右それぞれの写真を2つのアプリで同時に見比べられる、というのが2画面ならではというアプリです。

自分の顔が最優対象かどうかを確認できる「See your face」

 いずれのアプリもフルスクリーンモードやUtility Apps、Wムービーのような2人利用などさまざまな利用シーンが想定されていて面白いのですが、個人的にもっと期待したいのはUtility Appsの活用。2つの画面をただのディスプレイとして使うだけであれば、タブレットのような大画面を2つに分割しても同じことができてしまいますが、Utility Appsは2つのアプリを別々に動かせるという点でまさにMEDIAS Wしかできない機能です。MEDIAS Wの後継機が発売されるのかはわかりませんが、せっかくの革新的な端末だけに、単なる大画面ではない2画面ならではのアプリがもっと登場してくれることを楽しみにしています。