みんなのケータイ
スマホ連携歩数計あれこれ
石川温
(2013/7/18 06:00)
ここ最近、できるだけ歩くようにしている。猛暑で暑い日が続くが、移動はできるだけ徒歩。さすがに取材が立て続けにあるスケジュールだと難しいが、ちょっと時間が空いたり、飲んだあとの帰りなどには地下鉄やタクシーには乗らず、極力、歩くように心がけている。時には新橋から自宅のある四ツ谷までも歩くことがあるほどだ。
そんな徒歩生活を支えてくれるのが歩数計だ。最近はスマホ連携のものも増えており、結構、楽しかったりする。
まず、最初に試したのがNIKE+FUEL BAND。サンフランシスコで購入し、とにかくデザインが格好いいので、気に入って使っていた。歩数計機能だけでなく、時間や消費カロリーがすぐにわかるのが便利な点。Bluetoothを使い、アプリを経由して、歩数を管理できる。友達の歩数なども把握でき、とにかく楽しかった印象がある。去年、しばらく使っていたのだが、いつの間にか飽きてつけなくなっていた。
その次に使い始めたのが、fitbit zip。ちっちゃくて可愛いのだが、小さすぎて存在感がなく、よく家に忘れて外出してしまうことが多かった。またポケットに入れておいたために「あれ、どこにいった?」と家のなかで探すこともしばしばあった。
次に試したのがfitbit one。こちらは睡眠時間がわかるということで、fitbit zipから乗り換えた。だが、睡眠を計測するには専用のベルトに入れて腕に巻く必要があり、これがとにかく面倒。ベルトも大きく、邪魔だったので、1日か2日で断念してしまった。
そして、いまのお気に入りがJAWBONEのUP。腕に巻くタイプだが、とにかくデザイン性に優れており、邪魔にならないのがうれしい。NIKE+FUEL BANDはカチッと止めるので、時々、腕の皮を挟みそうになるのだが、UPは弾力性があるベルトを巻く感じなので、そういった心配がない。スマホとの連携はイヤホンジャックを使うのでとても簡単。時計などの表示機能やBluetoothとの通信を行わないため、とにかくバッテリーの持ちがいい。1週間から10日ほどは充電しなくてもいいほどだ。
また、「これはいい」と思えるのが睡眠計測。ボタンを長押しし、睡眠モードに切り替えると、そのあとからいつ寝て、いつごろ目が覚めたのがわかるだけでなく、深い眠り、浅い眠りなどの状況も把握できる。改めて、自分はあまり深い眠りをしていないというのがよくわかった。
時々、睡眠モードにするのを忘れて寝入ってしまうことがあるのが悔しいので、このあたりは是非とも全自動化できるとうれしいのだが。
最近はスマホ本体でも歩数を管理できるものが増えてきたが、睡眠も計測できるものとなると、専用の機器が必要となってくる。その点、UPはかなり優秀だ。UPを使い続けて3カ月が経過するが、もうちょっと飽きずに使い続けそうな気がする。