みんなのケータイ

 テレビとTwitterの組み合わせは相性が良い、という話を目にしたことがある人は多いはず。同じ番組を観ているユーザー同士で、コメントを投稿しあって盛り上がっていくと、1人で観ているときよりも楽しめるし、より高揚感を得られる。特にライブ中継のスポーツは楽しめるコンテンツだ。

 ただ、こうした使い方の場合、多くは家庭内や店内に腰を落ち着けて、据置型のテレビと手元のスマートフォンという組み合わせが多いと思う。つまり移動中はなかなかそこまで楽しめない。モバイル機器でテレビとTwitterアプリを切り替えながら利用することになって、ちょっとタイムラグが発生して、没入感に欠けてしまう。

 それはそれで別に良い、とあきらめていたのがこれまでのスマホ。一方、「AQUOS PHONE Xx 203SH」に搭載された“アナザービュー”という機能を使えば、一画面でワンセグとTwitterを同時に表示できる。テレビ画面は3段階でサイズを調整でき、画面をより大きくして観たいのか、Twitterのほうを観たいのか、気分にあわせてワンタッチで切り替えながら利用できる。

 たとえばこの6月初旬には、ワールドカップ最終予選の試合が日本国内で開催されたが、そうした試合をライブで観たい、しかし、どうしても移動しなければいけない……なんて時に、この機能はピッタリ。

 ちなみにワンセグだけではなく、YouTubeや端末内の動画を観ながら、Webブラウジングしたり他のアプリを使ったりすることもできるので、マルチタスクをフル活用して同時にアレコレこなしたい場合にもオススメ。

 関西出身の阪神ファンとしては、ぜひアナザービューを使って野球中継を楽しみたいところだが、地上波での野球中継そのものが減少傾向で、なおかつ首都圏ではなかなか阪神の試合中継がない。ちなみにこのアナザービュー、今夏モデルの「206SH」のアナザービューではフルセグに対応して、より高画質で楽しめるようだ。