L-04Bの電話帳をバックアップ
あれこれと機能が付いていたり、ハイスペックをウリにした機種と違い、L-04Bは、何を伝えようかと考えられる、という楽しみがあります。というのも、ハイスペック&ハイファンクションな機種は、目玉の機能、関心を持たれていることをなぞっていくと、それなりにまとまるんですけれど、L-04Bは、そういうことにはなりません。じゃあ機能がないのかと改めてみてみると、それなりには備わっているわけで、程度の問題だったりします。まぁ、ワンセグがないので、テレビをみたい人には不満かもしれません。が、「ゲゲゲの女房」くらいしかリアルタイムでテレビを見ていない私にとって、ワンセグが付いていないことは、さほど不満にはなりません。まぁ、これからプロ野球が盛り上がるので、場合によっては見たくなるのかもしれませんが、それはそれということで。
では、L-04Bが不満かというと、決してそんなことはなく、むしろ逆。あまりにしっくりくるので、良いとか悪いとかではなく、空気のような感じ。バランスが取れていて、凪のような状態です。一緒にスマートフォンを使っているので、インターネットアクセスやらカメラなどはそっち任せになんですけれど、L-04Bのカメラやiモードメールを使わないわけではありません。この機種を使い始めたときにも触れましたが、今まで言われていた主回線に対する副回線というような“2台目需要”とはちょっと違う。なにしろ私の名刺に書いてある携帯電話の番号は、L-04Bなので、あくまでも主役はこっち。とはいえ触れている時間では、スマートフォンのほうがアクティブかもしれないので、別の意味ではこちらも主役。
とにかくケータイの使い方が変わってきているんじゃないかな、そんなことが言いたいわけで、そんな空気感にL-04Bはぴったりなのです。
そんな長い前置きをした後で、今回触れたいのがmicroSDHCメモリーカードでのバックアップ。改めて便利だなぁ、と関心しています。その理由は、これをそのままスマートフォン(といってもiPhoneはダメですね)に差し込むと、電話帳が簡単に移せるからです。
なぜ、そんなことをしてるかというと、前述のとおり、あくまでも電話のやり取りは、L-04Bが主役。なので、こちらにいろいろな人の電話番号がたまるんです。けれど、L-04Bの電話帳(1000件)は、ほぼ満タンなので、情報を消しながらでないと登録ができないのです。
読者の中には、ドコモが提供している電話帳お預かりサービスがあるじゃないか、と思われる方がいるかもしれませんが、これがクセモノ。ちゃんと検証ができていないので理由はわかりませんが、一定以上の件数を登録していると、同期をしてくれなくなっているんです。どうやらセンターに登録している電話帳の件数が1000件をオーバーしていて、それをL-04Bに書き込みをかけると、登録件数オーバーになってしまうのでエラーになってしまうようです。まぁ、理由はいずれ調べてご紹介するとして、いずれにしても電話帳お預かりサービスでは対処できないのです。これはL-04Bの前の機種、その前の前の機種などでも起きていたので、機種固有の問題ではないようです。
というわけなので、電話帳などのバックアップは、もっぱらmicroSDHCメモリーカードでやっていて、そのデータはドコモのスマートフォンなら簡単に移して活用ができるので便利、ということです。強いて不満をいうと、microSDHCメモリーカードの着脱は、電池パックを外さなければいけません。これが面倒ですが、毎日行なう作業ではないので、良いんですけれど。
もうひとつは、スマートフォン側で連絡先が重複してしまうので、その整理が億劫、というのがこの話のオチなのですが。