手持ちの端末を一気に機種変更予定

2008年11月13日 11:00
(石野純也)

sh906i6.jpg
「N-04A」の「amadana brown」に同梱のBluetoothユニット。デザインの選択肢があまり広くない製品だけに、この付属品はうれしい
 auを皮切りに、ソフトバンク、ウィルコム、ドコモ、イー・モバイルと、5キャリアが秋冬モデル(ドコモは春モデルまで)を発表した。フルモデルチェンジの端末が多く、これを機に、手持ちの端末も一気に機種変更してしまおうと考えている。

 「みんなのケータイ」では「SH906i」を扱ってきたが、この仕事をしている以上、5キャリア全てと契約している。ドコモは夏モデルのSH906iを購入したが、なんとなく決定打に欠けていたauは約1年前の「INFOBAR 2」のまま。ソフトバンクは「iPhone 3G」と「920SH」を併用しつつ、端末に挿していないUSIMカードを1枚持っている。ウィルコムはW-SIMを契約したまま色々と差し替えて使っており、イー・モバイルは「D01NXII」を使用中だ。

 まず、1年経ってしまった「INFOBAR 2」と「920SH」を機種変更しようと思う。発表会や取材の場で触った限りでは、auの候補は「EXILIMケータイ W63CA」で、ソフトバンクは「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」を買いたくなった。前者はメタルグリーンのボディカラーに、一目ぼれしたのが購入したい理由だ。ケータイが苦手な高感度撮影をカバーしていたり、8Mモードで撮った写真をそのままメール添付できたりと、スペックが充実しているのは言わずもがな。ようやく「欲しい」と思える機種が登場した気がした。一方の「931SH」は、「モバイルウィジェット」の"未来っぽさ"に魅力を感じている。HXGA液晶がどの程度使えるかも試してみたいし、スタイリッシュなデザインにも引かれる。タッチがどこまで実用的かも、気になるところだ。

 次にドコモだが、欲しいと思った端末は全て"春モデル"なことに気がづいた。現時点では、スペックを極限まで追求するなら「SH-04A」、デザインと付属品(Bluetoothユニット)なら「N-04A」、バランスの良さなら「F-03A」が購入候補に挙がっている。逆に、冬モデルは「90Xiシリーズの型番を変えただけ」に見えてしまうのが、なんとも惜しい。せっかく秋・冬・春と3シーズン分の端末を発表したなら、発売日もシャッフルしてほしかった。私のように春モデルを見て買い控える人も、少なからずいるだろう。4つの新シリーズが定着したら、ドコモには発表スタイルを改めて見直してもらいたい。

 最後にウィルコムとイー・モバイル。前者は音声端末に興味がある。カメラが付いた「HONEY BEE2」も候補の1つだが、W-SIM対応でないことを考えると、夏モデルの「WILLCOM 9」を買ってしまうかもしれない。イー・モバイルはまだ契約期間がかなり残っているし、そもそもほとんどPCを持ち歩く習慣がないので、HSUPA端末は見送ろうかと思う。HSUPAのスマートフォンが出たら、改めて購入を検討してみたい。

 秋冬(と春)商戦で、個人的に気になった端末は、ざっとこんなところだ。この中から、「みんなのケータイ 2ndシーズン」の端末をチョイスすることになるだろう。