みんなのケータイ

行動を自動で記録してくれるGoogleマップのタイムライン機能が便利

【HTC U11】

タイムラインはGoogleマップのメニューからアクセス

 最近、筆者の密かな趣味と化しているAndroidの機能が、Googleマップの提供する「タイムライン」機能です。

 Google マップのタイムライン機能はAndroidでは2015年に、iOSでは2017年に提供されており、それほど新しいサービスではないのですが、Google マップのメニューをたどらなければアクセスできないためか、身の回りのスマートフォンユーザーにもあまり知られていません。

 かく言う筆者も最近までさほど活用してはおらず、同様の機能を提供していた「Moves」というサービスが終了するというタイミングで改めてGoogleタイムラインの機能を見直したところ、今では趣味と言ってもいいくらいこまめにアクセスするようになりました。

 使い方はとても簡単で、画面左上のメニューをタップして「タイムライン」を選ぶだけ。位置情報を元に自分がどこにいたかを推測してお店や場所の候補を出してくれるだけでなく、移動速度などの情報を元に徒歩なのか電車なのか、それとも車なのかという移動手段まで表示。さらに写真をGoogleフォトにアップしていると、撮影場所に合わせて写真も表示してくれます。

 肝心の精度はばらつきがあり、複数の店舗が並ぶような商店街でもぴったりとお店の名前を当てることもある一方、まったく的外れの場所を示すこともありますが、その場合は「編集」から正しい店を指定し直すことができます。また、場所が確定できない場合は「訪れた場所ですか?」という表示とともに候補が表示され、正しければ「はい」、そうでなければ「編集」から正しい場所に修正できます。

自動で記録される行動履歴
特定できない場合は候補を表示
任意の場所へ変更できる
設定の「個人的なコンテンツ」からタイムラインの記録をオフにできる

 地図にないような場所の場合は、「自分の場所を追加」を選ぶと自分だけが見ることができるプライベートな名前をつけることができます。自宅や知人の家、会社といった公に知られたくないような場所の場合、この機能を使って名前だけ付けておくと後から見返すときに便利です。

 元々Forsquare改めSwarmのようなチェックインアプリが大好きで、外食したり出かけたりするたびにチェックインしていた筆者ですが、Google タイムラインは何もしなくても大まかな記録を取ってくれるのがとても便利。飲み会などで2軒目、3軒目と周り、お店の名前をあまり覚えていない……、なんてシチュエーションでも、後からタイムラインを見返すと、撮影した写真とともにお店の名前がしっかり記録されていたりということもあり、最近では日記感覚でGoogleタイムラインを見直し、場所を修正するのが日課となりました。

 位置情報がすべてGoogleに知られてしまうのは恐い、という意見もあると思いますが、筆者の場合はそれを上回るメリットを感じているので毎日楽しく使っています。もちろん、こうした記録を残したくない場合は設定からオフにしたり、今まで取得した記録を削除することもできるので、この機能を使いたくない人はGoogleマップの設定からオフにしておきましょう。

SoftBankオンラインショップ
HTC U11の情報をチェック