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悩みに悩んで買った「Moto Z2 Play」+「True Zoom」

【Moto Z2 Play】

 モトローラのSIMフリースマートフォン「Moto Z2 Play」を購入しました。同端末の特長は、何と言っても拡張用モジュール「Moto Mods」を使って、多種多様な機能を追加できる点です。

「Moto Z2 Play」購入の決め手、「Moto Mods」の「True Zoom」

 筆者が購入を決めた理由も、やはりMoto Modsが理由。光学10倍ズームを可能とする「True Zoom」と組み合わせて、「スマートフォンでいつでもどこでも光学10倍ズーム」カメラを楽しみたい。というのが購入に至った理由です。

 Moto Modsと組み合わせて使えるモトローラのスマートフォンは昨年10月に発売されているため、新製品ではありません。発売時点で飛びつかなかった理由は、アクセサリーとしてのMoto Modsおよび対応スマートフォンは継続的に投入されるのか? という点に対する不安が晴れなかったことと、Moto Mods対応スマートフォンの初代モデルの価格が筆者の想定よりも高かったためです。

 正直に言うと、Moto Z2 Playを購入した今でも、前者に対する心配は完全にクリアにはなっていません。しかし、昨年販売されたMoto ZおよびMoto Z Playに続いて、2017年には新モデルのMoto Z2 Playが国内発売されているほか、Moto Z2 Playの国内発表と同時に新たなMoto Modsが複数発表されるなど、これからの盛り上がりにも期待ができそうです。

7月には秋葉原駅構内でイベントも開催された

 このほか、Moto Z2 Playの国内発売開始後には秋葉原駅構内にてイベントを開催するなど、「国内参入はしたけどやる気があるのかどうかわからない」というようなネガティブな姿勢ではありません。

 一連の筆者の不安について、心配しすぎと感じられるかもしれませんが、Moto Modsのような、一部のデバイス向けの専用モジュールが産まれては消えていったガジェット関連の歴史を振り返ると、ご理解いただけるのではと思います。

 もう一点の価格に関して。Moto Z2 PlayとTrue Zoomを組み合わせて購入すると、合計金額は8万円を超えてしまうため、SIMフリースマートフォンの価格として考えれば高い部類であり、またデジタルカメラの価格として考えると高級コンデジの販売価格に近い価格設定です。

 筆者はもっぱら“光学10倍ズームが使えるスマホ”として使うことを目的にMoto Z2 PlayとTrue Zoomを購入しました。当然ながら、光学ズーム性能などのカメラ周りの性能だけを考えれば、より安く高性能なデジタルカメラは多数あるのですが、撮影した画像をそのままSNSにアップロードしたり、アプリで加工・編集を行える手軽さはスマートフォンならではの特長です。今回は、専用機としての「デジタルカメラ」の性能よりも、よりインターネットと親和性の高い「スマートフォン」を選んでみました。

 悩みに悩んで買ったMoto Z2 PlayとTrue Zoomが、これから良い相棒となってくれることに期待しつつ、これからじっくりと使ってみたいと思います。