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Moto ModsのJBLスピーカーで動画鑑賞が楽しい

【Moto Z Play】

 モトローラの「Moto Z」シリーズで使える、拡張モジュールの「Moto Mods」。光学10倍ズームレンズ搭載のハッセルブラッド製のカメラモジュール「Hasselblad True Zoom」を筆頭に、スピーカーの「JBL SoundBoost」やプロジェクターの「Moto Insta-Share Projector」、拡張バッテリーなど、Modと呼ばれるモジュールをマグネットで背面にドッキングする、ユニークなシステムになっています。今年は新たに、車載ホルダーやワイヤレスチャージャー、高速チャージャーのほか、これらのバッテリーモジュールに直接充電できるアダプターも発売予定とのこと。さらにクラウドファンディングのIndiegogoでは、QUARTYキーボードが使えるModなども夏頃出荷予定となっていて、「Moto Z」シリーズのユーザーとしては、楽しみにしているところです。

 私が今所有しているのは「Moto Z Play」と「JBL SoundBoost」の組み合わせですが、本当にくっつけるだけで、めちゃくちゃ簡単に機能を拡張できます。ケースタイプのバッテリーとか、有線&無線の汎用スピーカーとか、他のスマホ向けにも似たような機能が使える周辺機器はあるかもしれませんが、マグネットでくっつけるだけの手軽さとスマートな一体感は、やはり「Moto Mods」ならではです。

モジュールとのドッキングは、背面にマグネットでくっつけるだけ。重ねるとぴたっとくっつくようになっています
スピーカーの中央にフリップ式のスタンドがついていて、起こすと映像を見るのにちょうどいい角度に立てかけられます

 「Moto Z Play」に「JBL SoundBoost」をセットすると、当たり前ですが本体のスピーカーとはまったく比べものにならない、かなり迫力のある大きな音が鳴るようになります。また「JBL SoundBoost」はUSB Type-Cケーブル経由で直接充電できるバッテリーも内蔵しているので、あわせて使えば「Moto Z Play」のバッテリー駆動時間を延ばせます。「Moto Z Play」本体も、もともとバッテリー容量が3510mAhと大きく、駆動時間も長め。普通の使い方なら2日間くらいは平気で持つ印象ですが、さすがに動画を連続して再生していると、バッテリーの減りが気になります。「JBL SoundBoost」をドッキングすると、動画コンテンツの音の迫力が段違いにアップするのに加えて、バッテリー面でも安心。落ち着いて動画が楽めます。

 なお、モトローラによれば、日本ではカメラモジュールの「Hasselblad True Zoom」が最も売れている一方で、オーストラリアでは「JBL SoundBoost」が売れているそう。売れ筋のModは、国や地域によってもかなり違うということ。日本では外でスピーカーで音を出す機会はあまりありませんが、オーストラリアの広い空の下なら「JBL SoundBoost」を使ってみんなで音楽を聞くのも気持ちよさそうです。

マグネットでくっつけると、初回のみスマホにチュートリアルが表示されます。あとはくっつけたときに、それとわかる音とアニメーションが一瞬表示されるだけで、すぐに使えるようになります
ドッキングしているModの情報は、設定の「Moto Mods」で確認できます。「このMoto Modについて」から、ソフトウェアのアップデートや、Modの再起動などの操作も可能です

 私自身は「Moto Z Play」に「nasne ACCESS」というアプリを入れて「JBL SoundBoost」をセットし、家の中のどこでも「nasne」内の録画番組が高音質で楽しめる、パーソナルテレビのような使い方をしています。仕事の合間にデスクでちょこっとニュース番組を見たり、ベッドサイドで海外ドラマを見たりしているのですが、これからの季節はオーストラリアの人々を見習って、もう少しアウトドアにも持ち出してみたいと思います。