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ドコモの「カケホーダイ」を「シンプルプラン」に変更予定

 ドコモの新料金プランとして、月額980円(2年契約時)から使える「シンプルプラン」が発表されました。シンプルプランは、音声通話が30秒あたり20円の従量課金となる一方で、月額料金は980円からと、音声通話定額つきのプランと比べて基本料金が安価に設定されています。

 筆者は現在、ドコモの「カケホーダイ」を契約していますが、カケホーダイの恩恵を受ける機会がそれほど多くは無いこともあり、シンプルプランへのプラン変更を検討中です。

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 そもそも、筆者のスマートフォンの使い方として「長時間の音声通話や、音声通話そのものが減ってきた」という理由に加えてに、ドコモの他にY!mobileの音声回線も最近新たに契約しており、音声通話についてはY!mobileの「1回10分まで」の通話で大半の音声通話をカバーできることや、3G+3Gの同時待受に対応する機種が増えていることから、1台のスマートフォンで「ドコモ(あるいはそのMVNO)とY!mobileのSIMを1台で使う」というような使い方が以前と比べて実用的になっていることも理由の一つです。

 また、友人・知人とのコミュニケーションはFacebook MessengerなどのSNS系のツールがメインとなっており、どのSNSでも基本的にビデオ通話、音声通話が無料で利用できること、さらにMVNOによっては各種SNSのデータ通信料が「カウントフリー」対象となり、使い放題になることなども理由の一つです。

MVNOサービスでSNSカウントフリーも

 このほか、ドコモの新プラン「シンプルプラン」でも同一ファミリー割引グループ内の音声通話は無料となっているため、筆者の使い方に関して言えばドコモの「カケホーダイ」が無くても致命的に困ることは無さそう。といったあたりが、シンプルプランへの変更に前向きな理由です。

 ただし、シンプルプランに変更すると月額料金を割引する「月々サポート」や、本体代を割引する「端末購入サポート」など各種割引の対象外あるいは減額対象となる可能性がゼロとは言い切れない。という点では若干の不安もありますが、ドコモは小容量パケットパック(データSパックやシェアパック5)向けの月々サポート減額を廃止するなど、月額料金の安いプランでも各種割引が適用される流れにあるように思えるため、そういった点についてもそれほど心配は無さそう……。というのが現時点での考えです。これが覆ることが無いように祈りながら、新プランの提供開始日を待ちたいと思います。