みんなのケータイ

「DJI OSMO Mobile」で快適取材活動

【iPhone 7 Plus】

 仕事柄、毎日のように記者会見やインタビュー取材をするのだが、最近は撮影などでスマホを使用するケースが増えてきた。まず、数年前からICレコーダーを持ち歩くのを辞め、スマホのボイスレコーダーアプリで、インタビュー取材を録音するようになった。

 記者会見での社長などの発言も、スマホでテキストを打ち、写真を撮って、その場でツイッターにアップしている。写真をつけたほうが臨場感が出るので、パソコンよりもスマホからツイッターを投稿することが増えているのだ。

 記者会見や新製品発表会が終わると、社長が、記者たちの囲み取材に応じてくれる。10分ほどであるが、突っ込んだ質問に答えてくれるので、記者会見の質疑応答ではなかなか答えにくいような質問をあえて囲みまでとっておくことも多い。

 数年前まで囲みもスマホで録音していたのだが、ある日からソニーの「HDR-MV1」という音声録音に強いカメラに切り替えていた。しかし、撮影した動画をパソコンにコピーするのが面倒になってしまい、結局、これもスマホにしてしまった。スマホであれば、撮影した囲みをその場でアプリを使ってYouTubeにアップできるのが便利なのだ。

DJI OSMO MobileとiPhone 7 Plusで取材

 ちょっと前まではiPhoneに「MV88」というLightning端子に差し込めるマイクを使っていたのだが、先週からは「DJI OSMO Mobile」というジンバルにiPhone 7 Plusを装着して、囲みを取材するようになった。これであれば、安定して撮影できるのが魅力であった。

 「DJI OSMO Mobileが欲しい」と思った時、ヨドバシカメラのオンラインサイトやAmazonを物色してみたが、いずれも「取り寄せ」になっており、すぐに買えそうにはなかった。そんななか、頼りになったのが、Apple Storeアプリだ。実はApple Storeのオンラインサイトとして通販で買えるだけでなく、最寄りの店舗での在庫状況までわかる。オンラインで購入すると2日ほど待つということで、最寄りの店舗の在庫状況を検索。すると、渋谷と表参道であればすぐに買える、ということで速攻、買いに行ったのだった。

 実際にDJI OSMO MobileとiPhone 7 Plusで取材をしてみると、手元のコントローラーでiPhone 7 Plusの方向を自在に動かせるのがかなり快適だ。歩きながら撮影しても、安定した映像が撮影できるので、囲みだけでなく、発表会のタッチアンドトライの様子などを撮影しても楽しい映像になりそうだ。

 特にすごいと感じたのが、被写体を指で囲むと、その被写体を追いかけ続けながら撮影してくれる機能だ。先日、開催されたNTTドコモの新製品発表会で、吉澤社長を四角で囲んだところ、吉澤社長がステージ上を動き回っても、しっかりと中央に吉澤社長を捉えて追いかけてくれたのだった。

 DJI OSMO Mobileは、Lightning端子をふさいだ状態でiPhone 7 Plusを装着するので、残念ながら、MV88との併用はできない。しかし、iPhone 7 Plus単体でも、マイクの性能がいいので、問題なく音を拾ってくれる感がある。DJI OSMO MobileとiPhone 7 Plusの組み合わせで、しばらく取材活動を続けてみようと思う。

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