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UGREENの10 in 1ハブ「UGREEN Revodok Pro 210」と急速充電器「UGREEN Nexode Pro 充電器 100W」でパソコン周辺環境を整えてみた

 オフィスワーカー、テレワーカーにとって、パソコン周辺環境は、作業効率を左右する大切な要素。外部モニターや有線マウス、キーボードと接続すると、ケーブルが煩雑になってしまい、思うように作業ができないこともあるだろう。純粋に、散らかったデスクで作業をしたくないという人もいるはずだ。

 そんな多くのビジネスパーソンは、USBハブを使って接続ポートを増やすのがおすすめだが、電力や発熱、ポート数といった要素を踏まえると、なかなか自分のデスクに導入する製品を決めるのが難しいこともある。

 本記事では、2012年に設立され、世界100以上の国と地域で製品の販売を行う、デバイスメーカー「UGREEN」のUSBハブに加え、1つあると便利な100W急速充電器を試しながら、実用性を紹介していく。

 UGREENでは、Amazon.co.jpで本日19日~25日まで利用できる5%オフのクーポンを配布している。商品ページで公開されているクーポンとも併用でき「UGKTAIWATCH」と入力すれば利用できる。

4K60Hzで2台のディスプレイに出力できる10 in 1 USB-Cハブ「UGREEN Revodok Pro 210」

 UGREEN Revodok Pro 210は、2つのHDMIポート、5Gbps対応USB-Cポート、USB-A3.0ポート、USB-A 2.0ポート×2、100W PD充電ポート、イーサネット、SD/microSDカードリーダーと、計10個のポートを持つUSB-Cハブ。

 本体サイズは114×44.5×16mm。ポートが豊富な分、厚みはそれなりにあるものの、縦横の長さはiPhone 15 Proよりも一回りスリムにおさまっている。

 パソコンと接続するためのUSB-Cケーブル部分は、少し長めになっているため、ある程度パソコン本体から離した位置にセットできる。パソコンのすぐそばはケーブルが煩雑になりやすいので、スペースに余裕が持てるのは魅力だ。

 本体カラーはグレーの1色。カラーバリエーションこそないが、パソコンやデスクになじみやすい色合いになっているので、個人的には気に入っている。

拡張性は十分! ワイヤレスの時代にもやっぱり必要なUSBハブ

 近年はワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボードが広く普及しており、デスク周りのケーブル類がそもそもなくなってきたという人もいるだろう。多数のポートを搭載したUSBハブはいらず、HDMIケーブルさえ接続できればOKという人もいるかもしれない。

 ワイヤレス機器を使うか否かは自由だが、遅延の少なさや、充電が不要といった観点から、有線マウス、有線キーボードのニーズはまだまだある。ワイヤレスでも、2.4GHz接続をするマウスやキーボードを使うのであれば、やはりポートが複数必要になる。

 UGREEN Revodok Pro 210の場合、USB-Cよりも、いまだにパソコン周辺機器に使われることの多いUSB-Aポートを多く備えているので、1台あれば、パソコンに接続するほぼすべての製品をまとめられる。近年のノートパソコンにはあまり見かけなくなった、SD/microSDカードリーダーやLANポートが搭載されているのもポイントだ。

 スペックをもう少し掘り下げると、UGREEN Revodok Pro 210は最大8K/30Hzのディスプレイに接続可能。4K/60Hzでは、2台のディスプレイに出力できる。高解像度でパソコンゲームなどをプレイする人にもおすすめだ。

 USB-Cポートは100W PDに対応しており、接続パソコンを最大85Wで充電可能。UGREEN Revodok Pro 210のほか、パソコンに直接、充電用のUSB-Cケーブルを接続しなくて済むので、デスクのケーブルが散らかりにくくなる。

持ち運びも快適なサイズ、重さの100W急速充電器

 UGREEN Revodok Pro 210と同時に試したのが、100Wの急速充電に対応したアダプター「UGREEN Nexode Pro 充電器 100W」。同じくグレーで統一感のあるデザインとなっており、USB-C×2、USB-A×1ポートが搭載されている。

 本体サイズは71×43×33mm。アダプターとして極端に小さいわけではないが、100W対応と考えればコンパクトな仕上がりだろう。質量は204gで、おおよそスマートフォン1台分と考えれば、ポーチなどに入れて持ち運ぶのも苦ではない。プラグ部分が折りたたみ式になっているので、持ち運び時にほかのものを傷つけたり、引っ掛かる心配もほぼない。

 コロナ禍も徐々に落ち着きを取り戻し、営業やハイブリッドワークなど、パソコンを持ち運ぶ機会が増えたという人もいるはず。スマートフォンのみであれば、モバイルバッテリーで事足りるかもしれないが、パソコンの充電となると、やはりアダプターが欲しくなる。UGREEN Nexode Pro 充電器 100Wは、そんなビジネスパーソンにおすすめの製品といえる。ちなみに、UGREENでは65Wまで対応の「UGREEN Nexode X 65W充電器」もあわせてラインアップしている。

実際にUGREEN Nexode Pro 充電器 100Wでの充電時間を計測

 100W充電器といっても、大切なのは実際の充電速度。あくまで筆者の環境で恐縮だが、今回はUGREEN Nexode Pro 充電器 100Wを使い、Surface Laptop 5とiPhone 15 Proを、バッテリー残量0%から100%まで充電し、時間を計測してみた。なお、Surface Laptop 5には120W対応ケーブル、iPhone 15 Proには30W対応ケーブルを使用している。結果は下記の通りだ。

バッテリー残量0%から30分間充電
機種1回目2回目3回目
Surface Laptop 543%42%40%
iPhone 15 Pro62%60%59%
バッテリー残量0%から100%
機種1回目2回目3回目
Surface Laptop 51時間32分2時間10分2時間8分
iPhone 15 Pro1時間10分1時間40分1時間37分

 近年のデバイスは、バッテリーの劣化を防ぐために、満充電に近づくと充電速度を落とす傾向にある。それを踏まえて考えると、パソコンは30分で約4割、スマートフォンは30分で約6割の充電ができるため、充電を忘れた朝の準備時間や、昼休憩の合間などに、必要十分までサクッと充電ができるのは便利だ。

ハイブリッドワークを支えるUGREENのUGREEN Revodok Pro 210とUGREEN Nexode Pro 充電器 100W

 近年のノートパソコンは、USB-Cポートのみといったように、シンプルさや薄型化を極めるあまり、拡張性に欠けるモデルもある。UGREEN Revodok Pro 210ではパソコン本体の充電もできるので、周辺機器との接続を、あらかじめ自宅やオフィスのデスクでセットしておき、ノートパソコンとの接続はUSB-C1つをつなげるだけの状態に準備しておく、といった使い方ができる。

 UGREEN Nexode Pro 充電器 100Wは文中でも触れた通り、持ち運びできるサイズの急速充電器として優秀。個人的には、屋外で使うデバイスとして、クールなデザインもプラスポイントに感じる。

 どちらも、ハイブリッドワーカーの強い味方といえる便利なデバイス。執筆時点では、UGREEN Revodok Pro 210が9990円、UGREEN Nexode Pro 充電器 100Wが8990円(いずれもAmazonでの販売価格)となる。性能や利便性を考えれば、十分お買い得といえる価格なので、パソコン周辺環境を見直したい人には、ぜひチェックしてほしい。