レビュー

「AQUOS R3」クイックインプレッション

動画だけでなく静止画の進化にも注目

 「AQUOS R3」は、10億色を表現できるという「Pro IGZO」ディスプレイや動画専用の「ドラマティックワイドカメラ」を搭載するシャープのフラッグシップモデルだ。短時間ながら、ソフトバンク版の「AQUOS R3」を試用した印象をお伝えする。

ソフトバンク版の「AQUOS R3」。ソフトバンクオリジナルカラーである「エレガントグリーン」をお借りした

 デュアルカメラのスマートフォンは今や珍しい存在ではないが、AQUOS R3のカメラ構成は「静止画+動画」という一風変わったものになっている。

 撮影した動画をもとにAIが約15秒のダイジェストムービーを生成する「AIライブストーリー」や、動画撮影中のベストシーンを自動で写真としても記録する「AIライブシャッター」など、特徴として大々的にアピールされている機能だけを見ると、一見動画に特化した機種のようにも思えるが、その実、静止画のためのもう1つのカメラの進化が止まってしまったわけではない。

「AQUOS R3」カメラ作例

 イメージセンサーは、従来の高画素路線から約1220万画素に落ち着いたものの、その分だけ画素サイズを大きくしてより多くの光を取り込めるようになり、レンズもF1.7と明るいものに変更された。

 画角としては前機種と同様に、広角寄りなので風景も難なく写真に収めやすいだろう。食べ物や花の写真など、アップで撮りたい場面ではグッと近付いて撮影することになり、明るいレンズの効果もあって自然と背景がボケた立体感のある写真が撮影できる。

 また、AQUOS R3の静止画用カメラの進化点としては、「被写体ブレ補正」というのが1つのキーワードだ。

 一般的には、自動露出(AE)でのシャッタースピードは、絞りやISO感度とあわせて光の量、明るさを基準に決まっていく。AQUOS R3の場合は“被写体の動き”も加味してシャッタースピードを決める仕組みで、子どもやペットなど動き回る被写体でもしっかりと止めて撮影できる。動画を撮りながら写真も撮る、といったシーンではうれしい機能で、前機種から受け継いだ「静止画+動画」のデュアルカメラの魅力を引き立ててくれる。

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