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高速AFや指紋認証に対応する「Xperia Z5」

 ソフトバンクは、ソニーモバイル製のAndroidスマートフォン「Xperia Z5」を10月下旬以降に発売する。割賦で購入する場合、1カ月あたりの支払い額は3680円。MNPの場合、同額の月月割が適用され、2年間利用した場合の実質負担額は0円となる。事前予約は9日から受け付ける。

「Xperia Z5」 Gold

 「Xperia Z5」は、ソニーモバイルがグローバルで発表、日本でもau(KDDI)とNTTドコモが取り扱う最新モデル。「Xperia Z5」シリーズとしては3モデルが発表されたが、ソフトバンクでは「Xperia Z4」の後継となる5.2インチでフルHD液晶の「Xperia Z5」のみを取り扱う。

 ソフトバンク版「Xperia Z5」では、ソニーモバイルがグローバルで販売するモデルとほぼ同じ外観を採用。具体的には背面中央に「SONY」、背面下部に「XPERIA」のロゴを配置し、NFCのロゴを表示するのも海外モデルと共通になっている。

 ソフトバンクによるプリインストールアプリも“少なめ”とし、フォルダに整理されて配置される。「Netflix」のアプリがプリインストールされる。

 「SoftBank 4G LTE」「SoftBank 4G」に対応。キャリアアグリゲーションは2.1GHz(B1)と900MHz(B8)の組み合わせ、または2.5GHz(B41)×2をサポートし、ソフトバンク網では理論値で下り最大187.5Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応する。

 端末の対応周波数帯(バンド数)は、LTEが2.1GHz(B1)、1.9GHz帯(B2)、1.7GHz(B3)、2.1GHz・1.7GHz(B4)、2.6GHz(B7)、900MHz(B8)、2.5GHz(B38)、1.9GHz(B39)、2.3GHz(B40)、2.5GHz(B41)。3Gが2.1GHz(B1)、1.9GHz(B2)、1.7GHz(B4)、900MHz(B8)。GSMは850/900/1800/1900MHzに対応している。

 端末の基本的な特徴は、すでに発表されているグローバル版やドコモ・au版「Xperia Z5」と共通。背面にフロストガラスを採用する新しいデザインを採用したほか、新開発の2300万画素CMOSセンサーを搭載するカメラは0.03秒の高速オートフォーカスに対応。24mmの広角レンズや5倍の超解像ズーム、進化した手ぶれ補正機能を搭載する。電源ボタンは指紋認証センサーを内蔵し、音楽再生ではハイレゾオーディオをサポートする。

White
Graphite Black
Green

主な仕様

 液晶ディスプレイは5.2インチ、1920×1080ドットのトリルミナスディスプレイ for mobile。チップセットは「MSM8994」で、2GHzのクアッドコアと1.5GHzのクアッドコアからなるオクタコア。メモリー(RAM)は3GB、ストレージは32GB。メインカメラは2300万画素、インカメラは510万画素。Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acで、GPS、Bluetooth 4.1に対応する。最大200GBまでのmicroSDXCカードに対応する。

 VoLTE/HD Voice(3G)、指紋認証、防水・防塵、おサイフケータイ/NFCをサポート。パッケージ同梱のアンテナでワンセグ・フルセグを視聴できる。フロントにデュアルスピーカーを搭載する。

 OSはAndroid 5.1。バッテリー容量は2900mAhで、取り外しはできない。大きさは146×72×7.3mmで、重さは154g。ボディカラーはWhite、Graphite Black、Gold、Greenの4色。

太田 亮三