イー・モバイル、今後の災害対策を明らかに


 イー・モバイル(イー・アクセス)は、東日本大震災の発生から1年を迎えるにあたり、現在実施している災害対策や今後講じる対策を明らかにした。

 同社では災害対策として、東京と二重で運用するネットワークオペレーションセンターを大阪に設置。3月8日より運用を開始している。また、随時実施している緊急時車両の配備は、今後も追加配備を行う。ソーラーパネルを利用した基地局向け電源設備は現在、実証実験を行っているほか、非常時の衛星回線通信設備や、72時間持続できる非常用大容量バッテリー、無線回線をすでに一部の基地局に導入し、今後も拡大を図る。

 このほか、ほかのキャリアと連携しながら、災害用のメッセージ送信サービスの準備を行っているほか、災害用伝言板についても、さらなる事業者関連携を行っていくとしている。

 




(太田 亮三)

2012/3/9 16:54