「eo光」と「コミュファ光」でもauフェムトセルが利用可能に


 KDDIは、小型基地局「auフェムトセル」が利用できる固定回線として、12月8日よりケイ・オプティコム提供の「eo光」と中部テレコミュニケーション提供の「コミュファ光」を追加する。

 auフェムトセルは、3Gがつながりにくいユーザー宅内に設置することで電波環境を改善できる小型基地局。従来、auフェムトセルが設置できるのは、固定回線として「auひかり」「ADSL one」「ケーブルプラス電話」のいずれかが引き込まれている宅内のみだったが、新たに「eo光」と「コミュファ光」でも利用可能となった。

 自宅にauフェムトセルを設置できるのは、「みんなでつくろう! auエリア」に自宅の電波改善要望を登録するか、お客さまセンターに連絡するかした上で、自宅内の電波環境調査を実施し、フェムトセルの設置が必要と判断された場合。調査費用や機器設置費用は無料だが、フェムトセルの運用にかかる電気代や固定回線の費用についてはユーザー自身が負担する必要がある。




(湯野 康隆)

2011/12/6 14:26