ドコモ、「F-12C」「P-01D」「L-09C」でソフト更新

F-12C

　NTTドコモは、富士通製の「F-12C」、パナソニック製の「P-01D」のスマートフォン2機種と、LG製のXi対応のデータ通信端末「L-09C」の不具合を解消するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

　F-12Cの不具合は3つ。ソフトウェアを更新することで、電源を入れた際に端末がフリーズして、再起動する場合があるという不具合や、画面表示をオフにした後、HOMEボタンを押しても画面が点灯しない場合があるのいう不具合、ブラウザで新しいページを表示する際、まれにすでに開かれているウィンドウが正常に動作しない場合があるという不具合が解消される。

　これらの不具合は、9月22日の時点でアナウンスされ、ソフトウェア更新サービスが提供されたが、ソフトウェアを更新すると端末が正常に起動しなくなる場合があるとして、同日中にソフトウェア更新サービスの提供がストップしていた。今回、改めて対策が講じられたことになる。ドコモでは、およそ2カ月半の日数を要した理由について、原因の究明に時間がかかったためとしている。

　P-01Dでは、VPNに接続しようとしても接続できない場合があるという不具合が確認されており、ソフトウェアを更新することでこれが解消される。また、spモードメール利用時のメール作成画面内の絵文字選択表示も修正される。

　L-09Cでは、電源起動時にまれにドコモUIMカード（SIMカード）を認識しない不具合が修正される。

　ソフトウェアの更新にかかる時間は、F-12Cが約17分、P-01Dが約16分、L-09Cが約10分。F-12CとP-01Dについては端末単体で更新が行えるが、L-09Cの更新にはWindowsパソコンが必要となる。

P-01D	L-09C