Android 2.3の「GALAXY S」や「F-04C」「F-05C」に不具合


GALAXY S SC-02B

 NTTドコモは、サムスン電子製スマートフォン「GALAXY S SC-02B」と、富士通製FOMA端末「F-04C」「F-05C」の不具合を公表し、通信経由で端末ソフトウェアを修正するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「GALAXY S SC-02B」の不具合は、複数の事象が報告されており、いずれもAndroid 2.3にバージョンアップした端末が対象となる。事象は以下の通り。

・充電中に充電開始音が鳴り続ける
・充電完了後にケーブルを外すと電池残量表示が減少する
・特定の操作でアラーム設定すると時刻になっても鳴らない
・辞書アプリDioDictが起動しない

 いずれの事象もソフトウェア更新サービスを適用することで改善する。更新はパケット通信の場合に約5分、パソコン接続の場合に約10分かかる。パソコンの場合、サムスンの専用ソフト「Samsung Kies」を利用して更新する。

 なお、パケット通信で更新する場合、通常のソフトウェア更新サービスと異なり、パケット通信料がかかるので注意されたい。パケット定額サービスの対象となる。

 「F-04C」「F-05C」の不具合は、ミュージックプレーヤーを操作中、携帯電話が再起動するというもの。こちらの更新作業は約4分かかる。パケット通信料は無料で更新できる。更新中は通話やメールを含む携帯電話の操作は受け付けない。

F-04CF-05C

 

(津田 啓夢)

2011/7/13 12:18