サムスン製「Nexus S」、スペースシャトル最後のフライトに搭載


 サムスン電子は、米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「アトランティス」にAndroidスマートフォン「Nexus S」が搭載されたと発表した。小型衛星に搭載され、実験が行われる予定。

 1981年に初めて打ち上げられたスペースシャトルは、7月8日に打ち上げられた「アトランティス」をもって退役する。その最後のフライトに、サムスン製Androidスマートフォン「Nexus S」が搭載された。

 国際宇宙ステーション(ISS)到着後、「Nexus S」は小型衛星「SPHERES(スピアーズ)」に移し替えられ、実験が行われる。具体的には、「SPHERES」経由でISS内部を遠隔で測量、調査するとのことで、「Nexus S」のカメラで写真や動画を撮影したり、演算処理をしたり、Wi-Fi経由でのリアルタイムデータ送信などが行われる。

 




(関口 聖)

2011/7/12 18:01