ソフトバンク、840Nを緊急地震速報に対応させるソフトウェア更新
ソフトバンクモバイルは、3G端末「840N」にソフトウェア更新を提供し、緊急地震速報に対応できる機能を追加する。
今回のソフトウェア更新により、NECカシオ製の折りたたみ型3G端末「840N」が緊急地震速報に対応する。同端末は多数の絵文字をプリインストールし、メール環境を充実させたモデルで、約1年前の2010年7月24日に発売された。これまで3G端末で緊急地震速報に対応していたのは2009年9月に発売された「831N」で、ソフトバンクの緊急地震速報は2010年10月より全国でサービスが開始されている。ソフトバンクでは、東日本大震災を受け、2011年度以降は対応端末を増やしていく方針を打ち出している。
「840N」のソフトウェア更新にかかる時間は最大約15分。更新中は携帯電話のほかの機能を利用できない。自動更新も利用可能。ソフトウェア更新後は、「メール設定」のメニューに「緊急地震速報設定」が追加される。初期設定では「利用する」に設定されている。
なおソフトバンクでは、「840N」は、緊急地震速報に対応した「831N」をベースにした機種であったことから、ソフトウェア更新で緊急地震速報に対応できたとしている。発売済みのほかの3G端末については、現在のところ緊急地震速報への対応は予定されていない。
840N |
2011/7/11 12:22