700カンデラの高輝度ディスプレイ搭載「Optimus bright L-07C」


「Optimus bright L-07C」White

 「Optimus bright L-07C」は、700cd/m2の高輝度ディスプレイを搭載したLGエレクトロニクス製Androidスマートフォン。6月中旬に発売される予定で、6月9日より事前予約が開始される。新規契約で月々サポート適用後の実質価格は2万円台半ばになる見込み。

 最大輝度700カンデラ(cd/m2)の高輝度IPS液晶「NOVA」ディスプレイを採用し、太陽光下でも視認しやすい4インチのタッチパネルとなっている。「Optimus bright」は、海外で提供されている「Optimus black」をベースとしたモデル。海外モデルはAndroid 2.2だったが、日本版の「Optimus bright」ではAndroid 2.3を搭載し、ボディカラーにWhiteを追加。さらに、20~30代の男女をメインターゲットとし、交換できる背面カバー(試供品)でカラーバリエーションを楽しめるのも「Optimus bright」の特徴になっている。

 複数のリアカバーを用意したのは、市販の保護ケースなどを使うことなく、端末の持ちやすさを実感して欲しいためという。その端末の背面部は縁側になだらかな曲線を取り入れ、台形の形状を採用し、持ちやすいよう工夫されている。

 左側面には「G」のマークが記されたジェスチャーボタンが用意されている。これは、このボタンを押しながら端末を振るなど特定のジェスチャーを行うことで、特定の動作ができるというもの。例えば、着信があった際、「G」ボタンを押しながら端末を持ち上げると、自動的に通話状態になるといった、端末を持つ手のジェスチャーと連動した動作が可能になっている。

 主な対応サービスは、spモード、電話帳バックアップ、海外対応のGPS、iチャネル、ドコモマーケット、メロディコール、WORLD WING(3G+GSM)、トルカ、テザリング(同時接続数は最大8台)など。

 メインディスプレイは約4インチ、800×480ドット、26万2144色表示のTFT液晶。カメラは約510万画素のCMOSカメラで、顔検出、HD動画撮影をサポートする。CPUはOMAP3630を採用する。通信方式は下り最大7.2Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピード。Wi-FiやBluetoothもサポートする。外部メモリとして最大32GBまのでmicroSDHCカードを利用できる。なお、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には対応しない。

 連続待受時間は3Gで約340時間、GSMで約290時間。連続通話時間は3Gで約300分、GSMで約330分。大きさは122×64×9.5mmで、重さは約112g。ボディカラーはBlackとWhiteの2種類で、BlackにはBlueとMagenta、WhiteにはLight BlueとLight Pinkの背面カバーがそれぞれ同梱される。


「Optimus bright L-07C」Black
「Optimus bright L-07C」White

 



 

L-07Cの概要従来機(左)と比較して、明るい環境でもディスプレイが見やすくなっているWhiteにはLight BlueとLight Pinkのリアカバーが同梱される
BlackにはBlueとMagentaのリアカバーが同梱される

 




(津田 啓夢/太田 亮三)

2011/5/16 11:49