電通とバタフライがiPhoneアプリ開発、今後はモバゲーでも展開


 電通とバタフライ(旧サクセスネットワークス)は、スマートフォンでの利用を想定したソーシャルアプリ「iButterfly Plus」を開発し、3月末からiPhone向けアプリとして提供する。

 電通では昨年1月、ARや位置情報を活用し、画面の中の蝶を捕まえると電子クーポンなどが得られるiPhoneアプリ「iButterfly」を開発。実証実験として提供していたが、ユーザーからの要望に応え、ゲーム性やソーシャル性を加えた新アプリ「iButterfly Plus」をバタフライとともに開発した。

 「iButterfly Plus」は、起動するとiPhoneのカメラを通して、ディスプレイに周囲の風景がうつり、その中に蝶が飛んでおり、iPhoneを軽く振って蝶を捕まえられる。好きな場所で、“花の種”をまいて育てることで、その場所限定の蝶を捕まえられるという。友人同士で協力して花を育てるなど、ソーシャル性が取り入れられている。iPhone 3GSかiPhone 4(iOS3.1以上)であれば利用できる。利用料は無料だが、アイテム課金となる。

 両社では「iButterfly Plus」のグローバル展開をはかる。またディー・エヌ・エー運営のプラットフォーム「モバゲータウン for Smartphone」や「Mobage」でも「iButterfly Plus」を展開する予定。

 



(関口 聖)

2011/2/25 17:16