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PayPayが「Binance Pay」対応、加盟店でインバウンドの暗号資産決済へ

 PayPayは、全国のPayPay加盟店で、バイナンス(Binance)が提供する決済機能「Binance Pay」との連携を開始した。海外のBinance Payユーザーが、日本国内のPayPay加盟店で飲食や買い物、宿泊費などを支払えるようになる。

 連携には、国境を越えたキャッシュレス決済を支援する「HIVEX」が利用される。Binance PayのユーザーはPayPay加盟店で決済でき、加盟店側には売上代金が日本円で支払われる。

 利用できるのは、日本国外のBinance Payユーザー。日本に居住するBinance Japanユーザーは対象外となる。

 PayPayによると、Binance Payは100以上の国と地域で利用されており、ユーザー数は2026年6月1日時点で約4800万人。

 今回の連携により、これまでHIVEXを通じて接続してきたアジア圏を中心とする海外のキャッシュレス決済サービスに加え、Binance PayのユーザーもPayPay加盟店で決済できるようになった。

 ユーザーが店舗に掲示されたQRコードを読み取る「ユーザースキャン方式」と、店舗側がユーザーのコードを読み取る「ストアスキャン方式」の双方で利用できる。

 PayPayでは、訪日外国人旅行者の増加や決済手段の多様化を背景に、海外のキャッシュレス決済サービスとの連携を進めている。暗号資産やステーブルコインを活用した決済への需要にも対応し、加盟店のインバウンド需要の取り込みを支援するとしている。

 「HIVEX」は、参加するキャッシュレス決済事業者に共通のビジネスルールやシステム統合などを提供する仕組み。接続することで、国境を越えた決済が可能になる。