台風10号でヤマト運輸や日本郵便などの配達・集荷に影響

　ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便は、台風10号の影響に伴い、荷物の配送の遅延や一部の地域で荷物の預かりを停止していることを明らかにした。

ヤマト運輸

　ヤマト運輸では、29日12時の時点で、全国を発着する荷物の配送に遅れが生じると予想されている。全国から九州地域（鹿児島県、宮崎県、熊本県、長崎県、佐賀県、大分県、福岡県）、四国地域（高知県）宛ての荷物は、すでに配送に遅れが生じている。

　また、全国から鹿児島県の全離島への荷物、全国から九州地域（鹿児島県、宮崎県、熊本県、長崎県、佐賀県、大分県、福岡県）、四国全域（香川県、徳島県、高知県、愛媛県）へのクール宅急便が、現在預かりを停止ている。

　29日終日は、九州地域、高知県の一部で荷物の預かりと配送に加え、営業所業務を中止している。

　ヤマト運輸は、荷物の遅延状況などについて、Webページ「お荷物の集配および営業所の営業状況について」を確認するよう案内している。

日本郵便

　日本郵便は、29日終日、九州地域において郵便局、ゆうちょ銀行直営店およびかんぽ生命支店窓口業務に加え、配達、集荷、取集の業務を停止する。

佐川急便

　佐川急便は、九州地域全域で荷物の預かり、配達を停止している。また、四国地方、中国地方、近畿地方で今後荷物の預かり、配達を停止する可能性があるとしている。