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5G対応の「iPhone SE(第3世代)」購入時の契約はどうなる? 4G契約のままでは使えないキャリアも

 5G通信対応の「iPhone SE(第3世代)」が、いよいよ明日18日に発売される。

 5G対応ということで、どんな手続きなのだろうか。はたまた、購入した「iPhone SE(第3世代)」に、これまで使っていたSIMカードを入れるだけでいいのだろうか、各社ごとの状況をまとめた。

ドコモ

 ドコモでは、同社のユーザーが新たに「iPhone SE(第3世代)」を購入する場合、4G契約のまま、ドコモで5G端末を購入することはできず、店頭やオンラインの手続きでは、5Gプランへ変更することになる。

 SIMフリーモデルを購入した場合、4G契約か5G契約かに関わりなく、SIMカードを入れ替えるだけでいい。

 ただし、4G契約のドコモUIMカード/ドコモeSIMカード/eSIMにおいて、「iPhone SE(第3世代)」を含む5G対応機種を使用する場合は、ドコモの動作保証対象外となる。

KDDI

au

 KDDIでは過去、「4G契約のユーザーが5G対応機種を購入した場合は、5G契約に変更する必要がある」と案内していた。この方針は現在も変わらないため、auにおける4G契約のユーザーが「iPhone SE(第3世代)」を買って使うためには、5G対応プランへの契約変更の手続きが必要となる。

 店頭で契約変更の手続きを行う場合は、SIMカードの交換によって「iPhone SE(第3世代)」で通信サービスを使えるようになる。なお、「お客さまセンター」へ電話して手続きを行う場合はSIMカードの交換は必要ない。

 SIMフリーモデルを購入した場合でも、状況に応じて上記のような手続きが必要になる。

UQ mobile

 UQ mobileでは、4G契約でも、「iPhone SE(第3世代)」を含む5G対応機種が4G通信で利用できる。

 SIMフリーモデルを購入した場合、4G契約か5G契約かに関わりなく、SIMカードを入れ替えるだけでいい。

ソフトバンク

ソフトバンク

 ソフトバンクも、5G対応機種で、4Gのみのプランを使うことはできない。そのため、4G契約のiPhoneユーザーが「iPhone SE(第3世代)」を買って使うためには、5G対応プランへの契約変更が必須となる。ただし、基本的にSIMの変更は不要。

 それとは別に、Android端末を使っていたユーザーが「iPhone SE(第3世代)」を購入して使用する際は「機種変更」扱いとなり、5G対応プランを契約していてもSIMカードの変更が必要となる。

 また、それまで4G契約だった場合はプラン変更もあわせて必須となる。

 SIMフリーモデルを購入した場合でも、状況に応じて上記のような手続きが必要になる。

ワイモバイル

 ワイモバイルでは、4G契約のユーザーでも、「iPhone SE(第3世代)」へSIMカードを入れ替えれば通信サービスを継続して利用できる。ソフトバンクとは異なり、プラン変更は必須ではない。

 ただし、ソフトバンクと同様、Android端末を使っていたユーザーが「iPhone SE(第3世代)」を使う際には、SIMカードの変更が必要になる。

 SIMフリーモデルを購入した場合でも、状況に応じて上記のような手続きが必要になる。

楽天モバイル

 楽天モバイルでは、4Gと5Gのプランが分かれているほかのキャリアとは異なり、料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」の1種類。それまで使っていた端末の種類に関係なく、「iPhone SE(第3世代)」を使う際に契約変更やSIMカードの変更は必要ない。

 したがって、SIMカードのサイズが同じであれば、「iPhone SE(第3世代)」にSIMカードを入れるだけで通信サービスを使えるようになる。

 SIMフリーモデルを購入した場合でも、SIMカードを入れ替えるだけでいい。

各社ごとの状況
ドコモ
  • SIMカード入れ替えだけでOK
  • 4G契約のままなら動作保証対象外
au
  • 4Gユーザーは5G契約必須、SIMカード変更ありの場合も
UQ mobile
  • 4Gユーザーでも利用可能
ソフトバンク
  • 4GのiPhoneユーザーは5G契約必須、SIMカード変更不要
  • 4GのAndroidユーザーは5G契約必須、SIMカード変更あり
ワイモバイル
  • SIMカード入れ替えだけでOK
  • AndroidユーザーはSIMカード変更あり
楽天モバイル
  • 契約変更なし、SIMカード変更なし

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