ドコモやダイハツなど、「軽トラでワーケーション」実験

　新潟県妙高市、ダイハツ工業、NTTドコモ、青山社中は、軽トラックに搭載できるワーケーションオフィスの実証実験を実施する。実験期間は2021年1月12日～3月31日。一般ユーザーが利用できるオープンな実験となっている。

　軽トラックの荷台には、座席とテーブル、モニターが据え付けられており、妙高市内のスキー場などで、勤務と旅行、同時に楽しめるワーケーションの場として利用できる。仕事をしながら、息抜きでゲレンデで遊んだり、夜にはナイター設備のあるスキー場で満天の星空のもとで仕事したりできる。冬の妙高市を訪れるスキー愛好家、スノーボード愛好家がターゲットとなる。

　妙高市内のレンタカー事業者（ニコニコレンタカー妙高高原店）で予約し、店舗か妙高高原駅前のロータリで引き渡される。利用料は6時間で2420円（税込、以下同）、12時間で2635円、24時間で4070円。延長料金は1時間1265円。車両代、自動車保険込みの料金だが、給油代は別途かかる。またスキー場のリフト券の料金やレジャー保険は含まれない。ドコモでは通信環境が提供されるほか、シェアリングサービス導入に向けたシェアリングプラットフォームの技術の検証が進められる。